お義母様にも大好評♪ふっくらつやつや黒豆

お義母様にも大好評♪ふっくらつやつや黒豆の画像

Description

お節の祝肴、黒豆です。お義母様も子供たちも太鼓判の美味しさ!
手間をかけるのは初日だけ。あとは時間が料理してくれます。

材料 (2家族(8人)分、やや多め)

400g
中双糖(ザラメとも言う。上白糖代用不可)
最大900g (黒豆の2.25倍)
1L(黒豆の2.5倍)
濃口醤油
大さじ1
米の磨ぎ汁(灰汁抜き用)
黒豆が浸かるくらい
古釘(鉄釘)
必要に応じて

作り方

  1. 1

    写真

    今回は、この黒豆を使います。お正月前にスーパーで売ってる、普通の黒豆です。新豆がいいでしょう。

  2. 2

    ★注意★
    水は、アルカリイオン水等のミネラルウォーターは使わないでください。黒豆の色素が抜けてしまいます。

  3. 3

    写真

    【前日の夜】
    米の磨ぎ汁に浸けておきます。翌朝には写真の様な状態になります。

  4. 4

    色を鮮やかにする場合は古釘等を入れます。
    黒豆の色素はアントシアン系なので、金属イオンと結び付くと色が鮮やかになります。

  5. 5

    ホームセンターで鉄玉子という商品も売っています。色んな料理にも使えて便利ですよ。

  6. 6

    写真

    【1日目】
    蒸発する分を見越して多目に水を追加し、強火にかけます。沸騰したら中火にし、豆が踊らないようにします。

  7. 7

    (メモ)
    火力が強いと豆が踊り、豆が割れる原因になります。この後の手順で取り除く量が増えますので、モッタイナイですよ!

  8. 8

    写真

    大量の灰汁が出るので、こまめに泡を掬います。水分が足りなくなったら、お湯を追加して常に被るくらいの水分を維持します。

  9. 9

    写真

    泡が落ち着き、豆が十分に柔らかくなるまで煮ます。
    柔らかくなったら、汁が透明になるまで流水でかけ流します。

  10. 10

    写真

    ボウルにあけ、割れたもの、崩れたものを取り除きます。この一手間が澄んだ煮汁を作ります。祝肴なので、面倒臭がらずに丁寧に。

  11. 11

    写真

    30分くらい豆を蒸します。

  12. 12

    (メモ)
    蒸すことで余分な水分を抜き、糖蜜が染み込みやすくなります。
    また、豆が更にふっくらとします。

  13. 13

    写真

    蒸している間に、煮汁を作ります。
    水に中双糖を溶かします。中双糖は予定している量の1/3だけ使用します。

  14. 14

    写真

    蒸し上がった黒豆を、11の中に入れます。

  15. 15

    1日目の作業はここまで。常温になるまでゆっくり冷まします。

  16. 16

    (メモ)
    温度が下がるときに糖化が進み、味が染み込みます。我が家では保温調理器に入れ、更にゆっくり温度を下げています。

  17. 17

    写真

    【2日目】
    1度ざるにあけて煮汁を濾し、濾した煮汁を鍋に戻します。

  18. 18

    17で避けた煮汁を中火にかけ、温めます。

  19. 19

    写真

    温めた煮汁に中双糖を予定している量の1/3入れて溶かします。完全に溶けたら、火を止めます。

  20. 20

    写真

    17で避けておいた黒豆を、鍋に戻します。

  21. 21

    2日目の作業はここまで。1日目と同じく、常温になるまでゆっくり冷まします。

  22. 22

    【3日目】
    味見をします。
    甘味が足りなければ、17~20を繰り返します。丁度よければ、次の手順に進みます。

  23. 23

    濃口醤油を入れます。アクセントなので、物足りないくらいで十分です。

  24. 24

    (メモ)
    濃口醤油には、味を引き締め、甘味を強調させる効果があります。

  25. 25

    常温に戻したら完成!
    タッパー等の容器に移し、冷蔵庫で保存します。

コツ・ポイント

ゆっくり焦らず、丁寧な仕事をするのが一番のコツ。一気に糖度を上げず、少しずつ糖化させることで、シワが寄らず、しつこ過ぎない甘さになります。
また、他のレシピのように事前に味を決めないので、その時々で変わる好みの甘さに調節しやすいです。

このレシピの生い立ち

妻の親戚が作っていたお節を頂いていた我が家。その親戚が引っ越したため、妻の実家と分担して作ることに。
色んなレシピを参考に改良し、ようやく好評を得られるだけの着地点が見つかりました。今では、黒豆はワタクシの担当です。
レシピID : 4237950 公開日 : 18/01/03 更新日 : 20/01/01

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート