【冷蔵発酵】素朴なチョコスティックパン

【冷蔵発酵】素朴なチョコスティックパンの画像

Description

チョコチップが少し入ったお馴染みの菓子パン。本家の歯触りに近づけようとしたので、名前の割にバターがどっさり入る。

材料 (16~20cm4本/8本分)

70g /140g
30g/60g
10g/20g
65ml/130ml
1.5g/3g
砂糖
大さじ1/大さじ2
小さじ1/4/小さじ1/2
15g/ 30g

作り方

  1. 1

    ※寒い時の生地の休ませ方は21参照。
    ※具の混ぜ方は2種類ある。冷蔵発酵前に混ぜるか、成形時に混ぜるかはお好みで。

  2. 2

    写真

    強力粉と薄力粉に塩・砂糖・細かく切った生地用バターを入れ、手のひらですり合わせて粉チーズ状にする。

  3. 3

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    レンジで30~35度位に温めた牛乳にイーストを振り入れ、2分位経ったら混ぜて溶かす。卵は別の容器で計量。

  4. 4

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    バターを混ぜた粉類に、イースト入りの牛乳と卵を注いでゴムベラで混ぜる。

  5. 5

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    大体混ざったら、手でボウルの中、または台に生地を出して、ずりずりとこすり付けるように4~5分捏ねる。最初はベトベト。

  6. 6

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    すりつけ→生地をカードでまとめる流れを繰り返すと、段々まとまってくる。べたつく生地だが、バターのせいなので問題ない。

  7. 7

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    生地がまとまり、丸めた時の表面がざらっと粗い感じになればOK。生地の温度が26~28度位あるか確認する。

  8. 8

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    ラップなど蓋になるものを乗せて、20~30分生地を休ませる。先にバターを混ぜた生地なので、長めにした。

  9. 9

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    休ませた後にすぐチョコチップを入れる場合は10へ。入れない場合、生地を数回丸め直し、20分生地を休ませる。続きは13へ。

  10. 10

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    ◆具を混ぜる場合
    生地を平らに広げて3~4分割し、チョコを間に挟んで重ねる。重ね終わったら、生地を平らにする。

  11. 11

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    切る→重ねる→生地を平らにするで1セット。これを10でやった分も入れて2回行う。その後は生地を丸く整え、20分休ませる。

  12. 12

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    次の工程からは、チョコチップを入れてない生地と同じように行う。

  13. 13

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    油を塗った容器に入れて、生地が少し大きくなるまで発酵する。
    30度20~30分。
    夏は室温で20分。

  14. 14

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    冷蔵庫に入れる前に発酵時間を取ると、冷蔵発酵の成功率が上がる。冷蔵発酵についての詳細→ID:5559985

  15. 15

    冷蔵発酵の具合は、季節・冷蔵庫の癖・生地温度で変化するので、自分の環境に合わせて調整する。

  16. 16

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    冷蔵庫で一晩冷蔵発酵。生地が2倍以上に膨らんでいればOK。微妙な塩梅ならフィンガーテストで確認する。

  17. 17

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    生地を4個or8個に分割して、楕円型に丸める。太さは揃えた方が後で綺麗。ベンチタイムは30度20分。

  18. 18

    10でチョコチップを入れている場合、19~21の工程はチョコチップを入れる部分だけ無視して同じ事をすればOK。

  19. 19

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    生地を細長く伸ばす。先に楕円型にまとめているので、簡単に長くなる。冷蔵発酵前に具を混ぜていない場合、次の工程で入れる。

  20. 20

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    伸ばした生地を横長に置き、チョコチップを乗せて上下を折る。この時、チョコチップをめり込ませると後で表面に少し顔を出す。

  21. 21

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    さらに真ん中で半分に折ってとじる。写真のように、少し残した分を載せても良い。
    転がして20cm程度の長さに整える。

  22. 22

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    オーブンの発酵機能で35度40~50分。生地が2倍になるまで。成形で生地に負担をかける分、時間はやや長め。

  23. 23

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    発酵後に200度に予熱したオーブンを190度に下げて10〜12分焼く。

  24. 24

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    全体に焼き色が付いたら出来上がり。写真は一段で190度10分焼いたもの。

  25. 25

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    断面図。もっと引きを弱くしたいなら、更に薄力粉率を増やしてもいいだろう。その場合は、牛乳も少し減らさないとべたつくか。

  26. 26

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    室温が低い時期
    生地を休ませる時とベンチタイムは必ず保温する。コップ一杯程度の熱い湯と一緒にオーブンに入れておく。

  27. 27

    休ませる時間に生地を冷やさず保温出来ればいいので、保温場所は発泡スチロール箱でもいい。

  28. 28

    22/5/28 少しわかりにくいので、成形部分の書き方を変更。

コツ・ポイント

有塩バターを使いたい場合は、分量の半分まで。バターを減らす場合、粉100gに対して10gだと普通のパンに近い食感。参考になれば。二次発酵の温度ははバターの多さの関係でやや低め。チョコチップを増やしたい場合、欲張ると折れそうなので程々に。

このレシピの生い立ち

卵たっぷりデニッシュのレシピに載せるデトランプの写真を撮り忘れてしまい、結果としてリッチゼンメルが出来上がった。その歯切れのよい食感をヒントにしてレシピ完成。余談だが、食感は焼きたてよりも一日寝かせてしわしわになる頃の方が本家に近い。
レシピID : 5765358 公開日 : 21/04/30 更新日 : 22/05/28

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