36℃ サーモンの刺身:刺身の概念を覆す

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Description

刺身をわざわざ低温調理する必要がある?
やってみる価値のある一品。
サーモンの刺身の概念を覆す!

材料 (2人分)

BONIQする材料
アトランティックサーモン柵(生食用)
180g
1.6g(サーモン重量の約0.9%)
 
つま
2枚
1/2本
 
わさび
適量
 
つけしょうゆ1
しょうゆ
適量
 
つけしょうゆ2
しょうゆ
適量
エクストラバージンオリーブオイル
適量
※しょうゆ2に対して、エクストラバージンオリーブオイル1が目安。
-
黒こしょう
適量
 
ほか、調理器具など
キッチンペーパー
-
ボウル/容器
-
ざる
-
-

作り方

  1. 1

    写真

    <低温調理器 BONIQをセットする>
    鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
    36℃ 0:30(30分)に設定する。

  2. 2

    ※温度と時間については《作る際のポイント》に説明あり。

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    ※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。

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    参照:「低温調理 加熱時間基準表」https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf

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    ※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。

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    高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。

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    写真

    <アトランティックサーモンに振り塩をする>
    サーモンの全面に塩を振って、冷蔵庫で10分おく。

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    写真

    出てきた水分をペーパーで拭く。

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    写真

    <耐熱袋に投入する>
    耐熱袋にサーモンを入れる。

  10. 10

    写真

    <BONIQに投入する>
    設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。

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    写真

    ※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。

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    (参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、

  13. 13

    https://www.youtube.com/watch?v=N-t1ox7mox0

  14. 14

    記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」ID:6246650

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    ※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。

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    高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)

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    写真

    <つまを作る>
    玉ねぎは半分を繊維と垂直方向にスライスし、みょうがもスライスする。

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    写真

    ボウルにはった冷水にさらしてパリッとさせる。
    ざるでしっかり水気を切っておく。

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    <冷却する>
    BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、袋ごと氷水に浸けて急冷する。

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    写真

    <仕上げ>
    サーモンを約7mm幅にスライスする。

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    皿に玉ねぎと大葉を置き、サーモンを盛り付け、みょうがとわさびを添える。

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    写真

    小皿に2種類のつけしょうゆを入れる。一つはしょうゆのみ、

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    もう一つはしょうゆ2に対してエクストラバージンオリーブオイル1、黒こしょうを挽く。

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    写真

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    写真

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    《当レシピの栄養素》

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    栄養素/食(1日の推奨量)

    カロリー:262.1 kcal
    糖質:3.4 g

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    タンパク質:19.3 g(体重 x 1.2g ~ 1.5 g)
    脂質:17.5 g
    食物繊維:1 g (20 g 以上)

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    カリウム:428 mg(3500 mg 以上)
    カルシウム:27 mg(650 mg 以上)

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    マグネシウム:38 mg(350 mg 以上)
    鉄分:0.6 mg(7.5 mg 以上)

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    亜鉛:0.5 mg(10 mg 以上)

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    当レシピに対する「BONIQ管理栄養士からの栄養アドバイス」は、BONIQ 公式低温調理レシピサイトにてご覧ください。

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    <https://boniq.jp/recipe/?p=15682>

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    《作る際のポイント》

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    ※本レシピは「生食」となりますので、保存ができません。

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    必ず「低温調理のルール ~6つのポイント~(https://boniq.jp/recipe/?p=19886 )」を

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    お守りいただき、すぐにお召し上がりください。

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    (生食=「低温調理 加熱時間基準表(魚)」を満たしていない、低温で加熱調理したもの。)

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    参照:「低温調理 加熱時間基準表」https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf

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    36℃ 30分という設定温度と時間は「生 v.s. 低温調理サーモン 比較実験(ID:5992478)」の

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    実験の結果によるものです。
    “生”のサーモンと比べてもほとんど臭みがなく、

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    振り塩をしただけのもの”よりも甘みと旨みが引き出されており、

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    “火が入っている”と感じないギリギリの食感で「刺身」として食べるに他の温度のものよりもふさわしい、

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    サーモンの美味しさを最大限に引き出した温度が36℃でした。

  45. 45

    設定時間については、20分では完全に温度が上がり切らず、30分では芯温が36℃付近まで到達しました。

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    肉も魚も55℃以下の温度で低温調理する場合は、食中毒菌を殺菌できない食中毒のリスクがあります。

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    また、長くやれば良いというものではなく、この温度帯で長く調理すればするほど食中毒菌を増やしてしまいます。

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    そのリスクを避けるため設定時間を30分より大幅に伸ばすことは避けた方が良いでしょう。

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    手順8、サーモンに振り塩をした後は必ずペーパーで出てきた水分を拭き取ります。

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    塩によって水分と共に臭みが出てくるので、これを拭かないと臭みがついたまま低温調理することになってしまいます。

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    《作った感想》

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    私自身、子供の頃はサーモンの刺身が好きでしたが、歳を重ねるにつれあまり食べなくなっていました。

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    なぜなら、サーモンの脂がダイレクトにきて、やや生臭いと感じるからでした。

  54. 54

    しかし、実験「生 v.s. 低温調理サーモン 比較実験(ID:5992478)」を行ったところ、

  55. 55

    36℃サーモンがすごく美味しくてびっくりしました!

  56. 56

    サーモンの刺身の概念を覆すほど臭みもほとんどなく、甘みと旨みが引き出されてもう美味しい!!

  57. 57

    タンパク質の加熱変性は魚の身の脂の入り具合によって変わりますが、他の魚ではどうなるのか?

  58. 58

    こんなに美味しくなるのなら、今後試してみたいと思います。

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    ●BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)は「BONIQ コンテナ」で検索

  60. 60

    ●BONIQ 深型ホーロー鍋は
    「BONIQ 鍋」で検索

  61. 61

    ●BONIQ 低温調理用耐熱袋は「BONI BAG」で検索

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    ●低温調理用耐熱袋の密封方法
    https://www.youtube.com/watch?v=N-t1ox7mox0

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    ●ベストなバッグ密封の仕方
    https://boniq.jp/recipe/?p=19616

コツ・ポイント

つけしょうゆはもちろん、わさびとしょうゆだけでも美味しいですが、エクストラバージンオリーブオイルを垂らして黒こしょうを挽くのもおすすめです。つまの玉ねぎスライスもこれにつけて食べると◎

このレシピの生い立ち

生(何も処理していない通常のもの)と比較しても差は歴然で、このふた手間(振り塩と低温調理)をかけるとこんなに味がグレードアップするんだと驚きました。これぞBONIQの醍醐味です。やってみる価値アリです。
レシピID : 6024014 公開日 : 20/02/07 更新日 : 24/04/23

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

2 (2人)
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ゆみクローバー
しっとり仕上がりました。生臭みがなく美味しいサーモンでした。
初れぽ
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雪天々
生臭さが無くなり、まろやか美味しい♪今後必ずこの方法で食べます!