愛媛松山地方のハレ食「もぶり鮓(ずし)」

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Description

春節句、秋祭りなどのハレの日に愛媛松山ではもぶり鮓を作ります。伊予西条から松山に出てきた、我が家のレシピをご紹介します。

材料 (茶碗15杯程度)

1升
適量
適量
1合
砂糖
250〜300g
30g
味の素
少々
出汁
3〜4カップ
お好みで蒸し穴子、サヤエンドウなど

作り方

  1. 1

    写真

    米一升をすし飯用の分量で水を入れ、炊き上げます。

  2. 2

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    にんじんやごぼうなどの具材を千切りにします。

  3. 3

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    お好みで干しエビ、蒸し穴子、かまぼこなどを用意します。

  4. 4

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    出汁で柔らかくなるまで煮、ザルに上げておきます。

  5. 5

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    干し椎茸を、砂糖を加えた出汁で煮込みます。事前に作り置きしておくのがいいですね。

  6. 6

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    酢、砂糖、塩を温めながら混ぜます。酢が飛ばないように低めの温度で。ちりめんをここでつけておいてもO.K.

  7. 7

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    錦糸卵を作ります。焦がさないように気をつけて。散らしにサヤエンドウを使うときは軽く塩ゆでしておきます。

  8. 8

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    ご飯が炊きあがったら、寿司桶に入れて広げます。6で作ったすし酢を、ご飯を切るようにして混ぜ込みます。

  9. 9

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    寿司桶がない場合は、大きなボールを使います。2・3・5で作った具も混ぜ込みます。

  10. 10

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    すし飯の上に、お好みで、5・7で作った干椎茸甘辛煮、錦糸卵、サヤエンドウ、桜でんぶ、かまぼこ、紅ショウガ等を散らします。

  11. 11

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    茶碗やお皿に取り分けます。豆腐の吸い物もいいですね。

  12. 12

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    この日は月遅れのおひな祭りでした。みんなで集まって、寿司を囲んで食べるのは楽しいですね。

コツ・ポイント

干し椎茸の甘辛煮は、何回分かを一度に作り置きして保存しておくといいです。寿司以外にもうどんやそうめんのトッピングなどに使えます。寿司の具や味付けはお好みの部分が大きいので、一度作ったら、次からはアレンジして我が家の味にするといいと思います。

このレシピの生い立ち

母が毎年、春節句や秋祭りの時に作ってくれていたので、そろそろ自分たちでも作ってみようと、今年はレシピを聞き取り、写真も撮ってみました。「まぜる」ことを愛媛では「もぶる」といい、まさに「混ぜ飯(寿司)」そのもの。日本全国、我が家の味ですね。
レシピID : 6749315 公開日 : 21/04/24 更新日 : 23/01/06

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