いもあめ《御蔵島の伝統食》の画像

Description

砂糖を使わずにイモを糖化。完成までに7時間以上を要します。御蔵島のばあちゃんたちが涙した素朴で懐かしい甘さ。

材料 (250g分)

麦芽
500g
 
御蔵島 郷土料理

作り方

  1. 1

    写真

    サツマイモを洗う。
    〈作り方の画像は10倍量です。〉

  2. 2

    写真

    1を粗みじん切りにし、鍋に張った水に入れる。

  3. 3

    写真

    2をひたひたの水で火にかけ、鍋の温度が均一になるようかき混ぜながら煮る。50℃からは弱火に。65℃前後で1時間煮続ける。

  4. 4

    写真

    最後に沸騰させて火を止める。
    火からおろし、イモをつぶす。
    50℃程度になったら麦芽を混ぜる。
    50℃で30分キープ。

  5. 5

    写真

    4を湯煎にかけ、65℃で90分キープ。
    65℃で保温できるものがあれば便利。

  6. 6

    写真

    5をさらしに入れ、搾る。
    硬いスノコがあれば便利。

  7. 7

    写真

    6を煮詰める
    1時間程度。

  8. 8

    写真

    とろみが出てアメ色になれば完成。

  9. 9

    写真

    ふかしたイモにつけて食べると風味が増して美味しい。

コツ・ポイント

温度計は必需品。麦芽を入れたら70℃を超えないように注意。鍋のそばから離れないように。袋状のさらしがあれば便利。

このレシピの生い立ち

戦後、御蔵島で栽培されていたサツマイモ「あめりか芋」を使った素朴な甘さのアメ。その作り方を知る方々から情報を集め、東京宝島御蔵島チームが試行錯誤しながら再現しました。
レシピID : 7140586 公開日 : 22/03/23 更新日 : 23/02/05

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート