キクラゲと豚肉の卵炒め(木須肉)の画像

Description

この料理の起源は、孔子の時代、山東省曲阜。2千5百年間も受け継がれてきたのは、身近な材料で作れ、しかも美味しいからです。

材料 (2人分)

豚肉下味つけ用として
  紹興酒
小さじ1
  醤油
小さじ1/2
②水煮タケノコ
30g
③乾燥黒キクラゲ
3グラム(6個)
④小松菜(または青梗菜)~茎と葉の部分は切り分けておきます~
1/2~1/3株(約35g)
2.5cm(約20g)
⑥卵
2個
卵下味付け用として
塩・胡椒 各少々
 
合わせ調味料用の材料;
  a)オイスターソース
小さじ1/4
  b)中華エキスの素
小さじ1/4
  c)醤油
大さじ1
  d)紹興酒
小さじ1
  e)砂糖
小さじ1/4
  f)米酢
小さじ1/2
  g)胡椒
少々
⑦ニンニク(みじん切り)
1かけ(約4g)
⑧ショウガ (みじん切り)
1かけ(約4g)
⑨長ネギ(粗みじん)
5cm
⑩片栗粉
小さじ1/2
⑪ゴマ油
小さじ1/2
⑫食用油
大さじ1と 小さじ1

作り方

  1. 1

    豚バラ肉; 薄くスライスして一口大に切り、「豚肉下味つけ用」の紹興酒と醤油を、揉み込んでおきます。

  2. 2

    水煮タケノコ; 1mm程度の厚さの一口大に切っておきます。

  3. 3

    乾燥黒キクラゲ; 水で戻し、水気を切っておきます。

  4. 4

    小松菜(または青梗菜); 葉と茎の部分を切り分け、それぞれ一口大に切っておきます。

  5. 5

    ニンジン; 1mm程度の厚さの一口大スライスしておきます。

  6. 6

    卵; 卵を溶き、「卵下味付け用」の塩と胡椒を入れて混ぜておきます。

  7. 7

    「合わせ調味料用の材料」のa)~g)を、全部混ぜて「合わせ調味料」を作っておきます。

  8. 8

    片栗粉; 中さじ1の水(分量外)と混ぜて、「水溶き片栗粉」を作っておきます。

  9. 9

    フライパンに食用油(大さじ1)を引き、溶き卵を、うっすらと焼き色がつくまで両面焼きし、別の容器に卵を取り出しておきます。

  10. 10

    豚肉をフライパンに入れ、肉の赤みがほぼ消えたら、豚肉を引き上げます。(豚肉から脂が出てくるので、食用油は追加不要)。

  11. 11

    フライパンに、小さじ1の油を加え、小松菜の茎の部分、ニンジン、水煮タケノコ、キクラゲを入れて軽く炒め、引き上げます。

  12. 12

    フライパンに、小さじ1の食用油を入れて、ニンニク、ショウガ、長ネギを炒めて、香りを立たせます。

  13. 13

    玉子、肉、小松菜の茎の部分を戻し入れ、更に小松菜の葉の部分と「合わせ調味料」を入れ、ざっと混ぜます。


  14. 14

    「合わせ調味料」が均等に混ざれば、仕上げにゴマ油を振って、「木須肉」の完成です。

コツ・ポイント

材料の下ごしらえと準備に、多少時間がかかるものの、調理時間はアッと言う間です。卵は、スクランブルエッグのようにふっくらするように、箸で油を含ませるように掻き混ぜ、ふっくらしたら、美味しそうな薄茶色い色がつくまで、余り動かさないで炒めます。

このレシピの生い立ち

炒めた玉子が、金木犀(木樨)の花色であることから、この料理は「木樨肉」(ムースーロウ)と命名され、後に、「樨」の字は画数が少なく、同じ音の「須」に置き換えられて、「木須肉」の(ムースーロウ)と表記されるようになりました。
レシピID : 7361820 公開日 : 22/11/08 更新日 : 23/03/23

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

2 (2人)
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naotin♪
美味しい筍水煮と生きくらげとニラが入手出来たので炒め物したくて参考に。紹興酒→日本酒でしたが本格的なお味で美味しい♪
初れぽ
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YOUCHIA
本格的にできました!味は薄味にしましたが、美味しかったです!