きゃらぶきの画像

Description

南は「黒門」北は「天満市場」これは【大阪の台所】と言われる有名な市場です。先の日曜日、久しぶりに天満市場へ行きました。そこで、瑞々しい蕗をみつけ、つい買ってしまったのです!

材料

5束
ほんの少々
砂糖
好みで・・・なくても良い
みりん
しょうゆ

作り方

  1. 1

    写真

    蕗は洗って3~4cmに切りそろえておく。この蕗は柔らかいので皮は剥かずに塩茹ですることもなくて良い。
    鍋(中華鍋が便利)に油を熱し、その中に蕗を入れ炒める。

  2. 2

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    全体に油がまわれば、少しだけの(50cc~100cc)水と酒としょうゆを入れてよく混ぜながら煮る。好みで砂糖(私は入れない)を入れても良い。
    みりんは蕗が硬くなるのでまだ入れてはいけないのです。

  3. 3

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    こんな感じになれば、一度火を切って、完全に冷ます。私は一晩置いておきます。

  4. 4

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    完全に冷えたら、また火をつけて焦げ付かないように注意しながら煮詰めます。最後にみりんを入れてフライ返しでかき混ぜながら汁気がなくなるまで煮切ってしまいます。よく冷ましてから保存容器に入れて冷蔵庫に。

  5. 5

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    最終的にはこれくらいの色になります。

コツ・ポイント

蕗の皮を剥いたり、塩茹でしてから調理するのも良いらしい。私は大好きな伯母が湯掻かず煮ていたのを見ていましたから、細くてやわらかい蕗は湯掻きません。また、八百屋のおっちゃんも「湯掻かんとそのまま炊いてもええでぇ。みりんは最後やでぇ、はじめから入れたら固たなるで!気ぃつけやぁ!」と教えてもらっていましたから、その言いつけも守っています。

このレシピの生い立ち

昔、田舎の伯母が「これは山蕗、これは葉唐辛子」次から次へと瓶の中から手作りの佃煮をおみやげに詰めてくれました。佃煮を煮るときにはいつも、おくどさんと井戸のある土間の台所に立つ伯母を思い出します。私が良く煮るのは昆布。早春にはフキノトウ。あと、上等の茶葉。やわらかいウーロン茶葉は生姜の超スライスしたものと煮れば最高!いつかレシピに載せましょう!
レシピID : 254587 公開日 : 06/08/27 更新日 : 07/05/20

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