自家製干し芋・干し野菜・果物・きのこ…
Description
12月~2月は芋以外にも乾物作りに最適です。見切り野菜や、余ったキノコ、果物の皮等、どんどん干してます。
材料
作り方
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1
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干し芋作りは簡単。芋を蒸すか茹でるか焼くかして、透明感が出るまでになったら(ほくほくの白い部分が残らない方がよい)、適当な大きさに切って、ゴザ、竹ザルなどに並べて干すだけ。
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2
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丸のまま蒸かすなら、1時間程度火にかけます。4のようになるまで。切ってから煮るなら、早く火は通りますが、煮崩れにご注意
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3
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この白く残るホクホク部分は、干すと食感も味もこの部分だけ違ってしまうので、残さないようにじっくり火を通します。
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目指すはこの画像。弱火又は保温調理で、水分や甘味が均一にまわるまで待ちます。芋羊羹みたいになるのです
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'09.11.26追記 ゆで汁に甘味が残るので、続けて作るなら、ゆで汁を使いまわすと甘味がドンドン増していくらしいです
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<皮について>干すと、皮と皮から2、3mmの部分は固くなるので、取り除きます。好みですが。取り除くのは蒸かす前でも後でも。金平や芋ケンピにしてもいいし、皮だけをマッチ棒位の細さにして干して、乾いたらトースターでカリっと焼くと、スナックに。
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これは干し芋用品種といわれている玉豊。1のは紅東。鳴門金時、安納芋でも美味しかったです。
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天気と湿度によりますが、最低3日干すと甘味が増した感じがすると思います。まあ、自分の好みの状態で食べるのが一番です。ただ、乾燥の程度と、保存期間は比例すると思います。カチカチになった芋でも、焼く・蒸す・浸すなどの方法で柔らかくできます。
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エリンギ。横に輪切りにしたり、縦に裂いたりして干します。歯応えがとってもよくて美味しいです。
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タケノコ。生も大好きで、干すとこれがまた美味しいんだけど、いかんせん出回るのが春先なので、お天気で乾燥した日が続かず、あまり大量に作れなくて残念。
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キウイ、リンゴ、柿。どれも薄くスライスして並べておくだけ。キウイは酸っぱいけど美味です。リンゴも柿も甘すぎるくらい甘くなります。よく噛んで、セーブして(汗)いただきましょう。
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左は玉葱。薄いくし切りです。豆腐でマヨネーズ風ソースを作る時にハサミで刻みながら入れると余分な水分を吸ってくれます。
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半額で売っていた国産の刻み昆布。冬以外でも比較的簡単に乾いてくれます。夏の酢の物などに。
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果物の皮も芯も干します。これは柿の皮。沢庵漬けやぬか漬けに使ったり、同じく干したリンゴの皮と芯と一緒に、煮出してお茶にします。まだまだよい香りが残っていたらその後はお風呂へ。
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その他、人参、蓮根、ごぼうなど根菜類も干しておくと便利です。白菜も、斜めに包丁を入れて削ぎ切りにすれば乾きやすく、戻しやすくなります。切干大根のように、戻す時に甘味と旨味がよく出ます。(画像追加2008.2.29)
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キノコ類もよいダシがでて、乾き易いです。オススメはエノキダケ。その他、舞茸、マッシュルーム、椎茸ももちろん実行済みですが、スライスするか手で裂くかして早く水分が蒸発するように工夫します。でもシメジはいつもイマイチ乾ききりません…。
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2008.3.23追加。左・煮リンゴを干したもの。右・ブロック型で干したリンゴ。煮リンゴより生のままのほうが甘味が強いですね。
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'08.10.19右が初挑戦の梨。まるでグラニュー糖をまぶしたお菓子の様な甘さです。水分が多いので今まで避けてました。
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'12.12.勝栗。熱湯に数分浸し網に入れ軒下に吊るし干し。2、3ヶ月でカチカチ。金槌で割り口に含むと徐々に柔らかくなる
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●つくれぽについて
干しあがって上手にできて、美味しく食べられて、気が向いたら^^; 送ってくださいね。
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コツ・ポイント
太陽の紫外線には脱色・殺菌作用があります。汚れや虫を恐れる必要はそれほどないと思いますが、乾燥剤と共に瓶や袋に保存していて、虫やカビがつくこともありますので、時々全乾物チェックをして、早めに使い切るか、干し直しましょう。