竜峡小梅のパリパリ漬けの画像

Description

竜峡小梅は伊那谷の小梅です。タネを取って甘くパリパリに漬いたのがお茶受けに出たものです。懐かしい味を残したくて。

材料

竜峡小梅の青梅
1kg
焼きミョウバン
小さじ2
氷砂糖
600g
ざっくりひとつかみ 梅の20%程度が目安

作り方

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    1kg初物はGW明けで680円ぐらいでした。

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    1晩〜2日ぐらい、気分ですが、水に放ちあく抜きします。
    浮いてくる梅は何か問題があります。

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    こういうヤツは選り分けます。使えそうか否かは気分次第。

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    ちいちゃいから追熟が進んでしまいました。20%の塩で揉みます。

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    塩もみ完了。本当はミョウバンと混ぜて、「これでもか」というくらい、板ずりして揉みます。

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    1日後。もう少し水が上がったほうがいい。

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    2日後。ヒタヒタぐらい上がってきたので、下漬けは完了。梅酢と梅に分けます。

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    塩抜き。ちょっと塩が濃かったようで、2日かけて水を替えて塩抜きしました。塩が濃くてシワになったものもふっくら戻ってます。

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    今回、塩もみの時にミョウバンを混ぜ忘れたので、塩出しの水にミョウバンを加えました。よく水切りします。

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    包丁の腹を当てて押し割り、ちょっと転がすと綺麗に外れます。

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    氷砂糖と交互に入れていきます。習ったのは800g〜1kg。今回は、甘さ控えめにしたくて、600gでやってみます。

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    上にカビよけのため、キッチンペーパーにホワイトリカーを含ませ、被せました。時々揺すって、砂糖が溶けた頃から食べ始めます。

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    3日目です。
    シロップが梅にかぶるぐらいに上がってきたので、瓶を変えてシロップが十分かぶるように移しました。

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    パリパリ、うまく仕上がっています。甘すぎず、氷砂糖もこのくらいで充分のようです。

コツ・ポイント

あく抜きで水に放つと、悪い梅は浮いてきます。また、中にいる虫は這い出てくるそうです。
ミョウバンの代わりに「にがり」でやる人も多いです。実を割らないとシワになるそう。
シソが出回ってきたら、揉みシソを入れて、色と風味を変えて楽しみます。

このレシピの生い立ち

竜峡小梅は伊那谷の在来種の小梅です。甘いのがお茶うけや寄り合いによく出てきました。酸っぱくなくて子どもでも食べられて。赤も白もあり、家伝の漬け方があったり工夫してみていたり。そしてお互い作り方を教えあったりしていた光景が懐かしくてね。
レシピID : 5092676 公開日 : 18/05/26 更新日 : 18/06/02

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