【卵1個】食べ切りスフレチーズケーキ

【卵1個】食べ切りスフレチーズケーキの画像

Description

プロセスチーズとヨーグルトで作るローコスト仕様。見た目は二の次、食感だけスフレになればいい人向け。オーブンはビストロ。

材料 (12cm丸型1台分)

チーズ生地(牛乳とヨーグルトは合計90にする)
1個分
40ml/15ml
50g/75g
チーズ生地用砂糖
15g
30g
食塩不使用マーガリン
20g
レモン汁(ポッカレモン)
5~6g(小さじ1)
メレンゲ
1個分
卵白用砂糖
20g

作り方

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    【下準備】
    型に敷紙を敷く。紙の内側にバターを塗って粉砂糖を振るうと、焼いた時に膨らむ生地の滑りが良くなり綺麗に膨らむ。

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    紙の内側にバターを塗る時は、あらかじめまな板の上で塗ると楽。生地が少ないので、紙の高さは2cmはみ出す程度で十分。

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    チーズを出来るだけ細かく刻む(5mm角程度)。ヨーグルトは常温に戻す。薄力粉はふるう

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    【チーズ生地】
    マーガリンを1~2cm角に切る。牛乳とマーガリンを耐熱容器に入れ、レンジで600W40秒~1分加熱する。

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    刻んだチーズを牛乳と別の耐熱容器に入れる。温めた牛乳の半分を注いで、レンジで300W1分加熱する。

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    レンジから取り出したら良くかき混ぜ、溶け残りがあれば300W30秒ずつ加熱して完全に溶かす。

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    チーズが溶けたら、牛乳のボウルにチーズ液を入れて延ばす。固まるようなら、レンジで300W30秒加熱して溶かす。

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    ブロック型のチーズは溶けにくいので、牛乳を一気に入れて溶かそうとするとダマになる。面倒でも溶かしきってから残りを足す。

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    綺麗に溶けたチーズ液に、チーズ生地用の砂糖とヨーグルトを加えて泡立て器で混ぜる。

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    チーズ液に卵黄を入れて混ぜる。その後、同様の手順でレモン汁、薄力粉の順に入れて混ぜる。薄力粉は振るい入れる。

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    200度の予熱が10分程度のオーブンなら、ここで200~210度の予熱。温度は19~20を参照して決める。

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    メレンゲ
    卵白に砂糖を3回に分けて入れて泡立て。角の先が折れる程度まで。

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    チーズ液にメレンゲを一すくい入れ、泡立て器でよくなじませる。メレンゲは潰しても気にしない。

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    ゴムベラに持ち替え、残ったメレンゲを半分ずつ分けて入れる。泡を潰さないように、かつ混ぜ残りがないよう、切るように混ぜる。

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    混ぜ終わったところ。

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    生地を型に入れ、軽く左右に揺する。生地を入れた型を一回り以上大きな別の型か金属バットに置き、1~2cm湯を注ぐ。

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    程よく膨らませるため、上火>下火となるように調整。下からの熱を少し遮るため、直径25cmの耐熱ガラスパイ皿を使用。

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    ちなみに表面を割りたくない場合、生地の型より背の高い型の用意など、さらに細かな下火調整が必要となる。今回は無視。

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    温度設定1→200度予熱190度9~10分。その後、140度で25分焼く。最後に190度5分で焼き色付け。

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    温度設定2→210度予熱200度9~10分。その後、140度で8分、130度で17分。最後に190度5分で焼き色付け。

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    温度設定2の場合、140度8分+130度17分は130度25~30分でも良いかと。

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    焼けたら20〜30分程度、完全に閉めた庫内で冷まして極度の焼き縮みを防ぐ。一旦扉を開けて確認後、すぐ完全に閉めればOK。

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    どちらの温度設定も、最初に表面をしっかり焼き、その後低温でじっくり火を通す事は共通。温度を下げる前に膨らみ始めればOK。

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    最初の高温で焼く間の膨らみは鈍い。1cm程度。高温で焼くのは、表面が乾いて、一部に焼き色がつく程度まで。

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    焼いている間中、ゆっくり時間を掛けて全体が1.5~2倍に膨らむ。生地量によるが、ふちは最大でも型上1cmはみ出す程度。

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    焼き時間の前半で急激に膨らみ切る場合、焼けた後に一気にしぼんで、中の気泡、特に下部分が潰れて食感が悪くなる可能性がある。

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    おまけ。焼き色が薄いとラップを掛けた時に表面が剥がれる。気にしないならどうでもいい。

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    これはヨーグルト75g牛乳15mlの配合で、予熱200度190度9分140度25分焼いた物。

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    条件が揃えば、高さは最大で3.5〜4cm程度に膨らむ。ちなみに、トップ画像は温度設定2で焼いたもの。

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    実験結果1。210度予熱200度15分→130度25分で焼いたもの。最初に長く焼き過ぎて、膨らむ前に側面も焼き固まる。

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    断面の気泡は、潰れているが大きさや分布は上下で均一な傾向。膨らみが悪い見た目の割には食感が柔らかい。

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    実験結果2。140度30分→190度9分。前半の膨らみはさほど大きくないが、最後の焼き色付けの段階で急に膨らむ。

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    断面の気泡は、心なしか小粒。冷えた状態で食べると、何故かこちらの方がみっちり固めの食感。

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    同じような生地を作っても、焼き方でかなり出来上がりが左右される。とにかく自分のオーブンに適した温度を見つけられるかが肝。

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    おまけ2。加熱方式の違いが大きく影響するお菓子なので、上下ヒーターのオーブンの場合は別のレシピを参照した方がいい。

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    ブログ記事:https://guruchi-dish.cookpad-blog.jp/articles/408272

コツ・ポイント

焼き方を間違えると台無しになる。まずは自分のオーブンの加熱方式が、上下ヒーターかコンベクションか調べる。その上で、最初は高温、その後はじっくり弱火で火を通し、ゆっくり膨らませるように調整する。

このレシピの生い立ち

ヨーグルトスフレケーキが上手く焼けないので、熱風循環式で上手に焼けた人のレシピやブログを参考に、まずプロセスチーズ版で成功させるために焼いたのがこれ。ちなみに、味はクリームチーズ版より塩気がある。
レシピID : 5471164 公開日 : 19/02/17 更新日 : 20/02/23

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