愛媛の郷土料理★お節にも♪緋の蕪漬け

愛媛の郷土料理★お節にも♪緋の蕪漬けの画像

Description

『緋の蕪』は『ひのかぶ』や『ひのかぶら』と言い、漬物にして冬の食卓を彩ります。
緋色は天然の色です。★卓上漬物器を使用。

材料 (作りやすい分量)

緋の蕪
1kg
粗塩(塩漬け用)
約50g(蕪の5%ほど)
甘酢
橙(あれば臭橙=かぶす)しぼり酢+米酢
250ml(好みで)
本みりん
100ml(好みで)
砂糖
100g~(好みで)
粗塩
小さじ2弱(好みで)
赤唐辛子(2つに折って種をだす)
2本

作り方

  1. 1

    写真

    左=使用した緋の蕪(色は暗紫色)。※【参考】右=赤かぶ。

  2. 2

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    緋の蕪は茎がついた状態で売られていることが多い。※茎は漬物にしてもかたいので、廃棄してもOK。(作り方14参照)

  3. 3

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    緋の蕪はきれいに洗い、汚れている皮や根の部分を包丁で除き、たっぷりの水に浸け(落し蓋をする)、1晩置いてアク抜きする。

  4. 4

    写真

    アク抜き後、ザルにあけ、写真のように約5mm厚さ(好み)にスライスする。

  5. 5

    写真

    卓上漬物器に塩漬け用の粗塩と4を交互に入れる。漬物器の底と最後の緋の蕪の上には、粗塩を多めに振る。

  6. 6

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    漬物器の蓋をし、ネジを締めて圧をかける。

  7. 7

    写真

    塩漬け後、丸1日経ったもの。かなり水が上がっている状態。緋の蕪から水分が出てくるので、様子を見ながらネジを締める。

  8. 8

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    緋の蕪から水分が出なくなるまで、4~7日間ほど下漬けする。※数字を訂正しました。(2020/12/31)

  9. 9

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    甘酢の材料(昆布除く)を小鍋に入れ、沸かして調味料を溶かし、冷ましておく。※橙は5~6個用意。足りなければ米酢をプラス。

  10. 10

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    8をザルにあけ、しっかりと絞る。さらに、キッチンペーパーで水分を拭き取る。※水分を十分に切ると、カビの心配が少ない。

  11. 11

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    10を酸に強いホウロウ容器等に入れ、昆布と9の甘酢を加える。※皮に含まれるアントシアニンに酸が反応して発色する。→

  12. 12

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    →ラップをしてその上から重石に皿を置く。容器の蓋をし、冷蔵庫で1週間以上(目安)置くと、味が馴染んでくる。

  13. 13

    写真

    写真は、甘酢に漬け込んで、4日程経ったもの。時々、天地返しをする。※冷蔵庫で保存、条件にもよるが、翌年5月まで日持ち可。

  14. 14

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    【参考】茎は約3cm長さに切り、同様にして漬けることは出来るが、かたいので細かく刻んでチャーハン等に混ぜ込むと良い。

  15. 15

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    【参考】作り方3→緋の蕪を約5mm厚さに切ってから、たっぷりの水に浸けてアク抜きしてもOK。

  16. 16

    タイトル写真を変更しました。(2020/12/31)
    近年は、茎も漬け込んでいます。(2022/12/17)

コツ・ポイント

※簡単♪色鮮やかな赤蕪の甘酢漬け(ID : 5964960)、※冬のご飯の供♪漬物器で作る少量の白菜漬け(ID : 3558705)も参考にしてください。
※本みりん不使用の場合は、砂糖138g~(目安)とします。(2020/12/07)

このレシピの生い立ち

緋の蕪(正式名=伊予緋カブ)を購入したので、緋の蕪漬けを作ってみようと思いました。※漬物の緋色は、酸(橙や柚子のしぼり汁、酢等)に反応して出る天然の色です。
※保存の条件にもよりますが、12月に作って翌年5月まで冷蔵庫保存で、美味でした。
レシピID : 5968072 公開日 : 20/01/04 更新日 : 23/05/24

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

2 (2人)
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subaru2007
赤かぶだと思って買ったのですがブログ拝見しアッこれ緋の蕪って言うんだと知りました‼️風味豊かで鮮やかに漬かりました感謝😄
初れぽ
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イチゴ、イチゴ。
丁寧な行程に助かりました!夫が喜びましたお弁当にも助かります!