低温調理の鶏ハム 温度設定と作り方の画像

Description

低温調理のトリハムです。パサつくことなくしっとりと仕上がるのと、旨味がゆで汁に出てしまわないことが利点です。

材料 (1回分)

300g
適量
胡椒
適量
ミックスハーブ
適量
ローリエ
1~3枚
 

作り方

  1. 1

    写真

    鶏の胸肉を用意します。

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    脂肪や筋の部分を取り除きます。ある程度形を整えてください。

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    胸肉の塊を切り開くように2回か3回切り開きます。この時、全部切ってしまわず、大きな一枚になるようにして切ります。

  4. 4

    両面に軽めに塩をして、15分ほど置いて出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取ります。

  5. 5

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    あらためて塩、胡椒、ミックスハーブなどを両面に振りかけていきます。ミックスハーブがない場合はローリエなどを挟み込みます。

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    ビニール袋かジッブロックなどに入れて、なるべく空気を抜いた状態で密閉し、冷蔵庫で一晩置きます。

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    一晩置いた肉の表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き取ります。

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    端の方から丸めて棒状にします。ある程度均一になるように丸めてください。

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    できれば真空パックにします。

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    真空パックについては
    低温調理のローストビーフと設定温度、時間
    ID 5803792
    上記のレシピに記載しています。

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    低温調理器の準備をします。設定温度は70度、時間は4時間30分以上にして下さい。

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    鶏肉は牛肉と違ってカンピロバクターなどの細菌類による食中毒のリスクが高いため、ローストビーフよりも高めで設定しています。

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    厚みによって時間の短縮も可能ですが、鶏ハムの場合厚さが40mm〜55mm程度になることを考慮して一律の時間にしてあります

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    もしも55mmを超えるような太い物は6時間以上で適切な時間を設定してください。心配な場合は低温調理を避けて下さい。

  15. 15

    真空パックにするのは細菌の繁殖を抑える効果があるためです。低温調理を頻繁にする人は導入を検討してください。

  16. 16

    低温調理に使用する容器は深鍋で構いませんが、汎用の耐熱容器と保温のためのカバー、シリコンの蓋などが冬場にあると重宝します

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    冬場は気温によって一定の温度を保ちにくいので、低温調理を頻繁にする人は購入を検討しても良いでしょう。

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    耐熱容器や保温カバー、シリコンの蓋などは大手通販サイトで購入できます。全部で10,000円未満です。

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    保温カバーは発泡スチロールに蓋があるものを用意して穴を開け、そこに容器を入れて代用も可能です。

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    時間が経過した時点で引き上げて、粗熱を取ったら袋から出してドリップを捨てます。

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    水分をキッチンペーパーなどで吸い取ります。キッチンペーパーに包んで、ラップをして冷蔵庫で保管し4〜5日で食べ切ります。

コツ・ポイント

温度と時間設定が重要です。きちんと加熱して安全に食べるようにしてください。真空パックができない場合は、ビニール袋に入れてそっとお湯に入れていけば、ある程度空気が抜けます。塩加減はちょっときつめかな?くらいが丁度良く仕上がります。

このレシピの生い立ち

積極的に牛肉以外のレシピの公開をしないでいましたが、ある程度牛肉でのレシピが固まってきたので、手頃な鶏ハムのレシピを公開することにしました。低温調理で重要なのは安全な温度管理と時間設定です。十分に余裕を持って調理してください。
レシピID : 6594693 公開日 : 21/01/09 更新日 : 21/01/09

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