フィンランドのカレリアパイの画像

Description

パイという名だけれど、甘くない食事系の軽食。クリスマスの食卓にも必須。フィンランド語ではカルヤランピーラッカと言います。

材料 (8~12個分)

米のミルク粥
50g
300ml
90~100ml
小さじ1/2
生地
40g
溶かしバター
10g
小さじ1/2
100ml
溶かしバター(塗る用)
大さじ1程度
卵バター
バター
30g
適量

作り方

  1. 1

    写真

    米粥を作る。すべての材料を小鍋に入れ、弱火で煮る。時折かき混ぜつつ、へらの跡が残って塞がらないくらいかたくなるまで。

  2. 2

    写真

    火からおろして冷ます。冷めるとさらに固くなる。

  3. 3

    写真

    生地を作る。粉類とバター、塩をボウルに混ぜて、水を少しずつ加えていき、ひとまとまりにする。

  4. 4

    写真

    作業台に打ち粉(分量外)をし、生地を麺棒でのばす。厚さ5ミリくらいになったらコップで丸く抜く。

  5. 5

    写真

    打ち粉をして、生地一つずつさらに広げる。光にかざすと透けてみえるくらいが理想だが、破れやすいので注意。

  6. 6

    写真

    スプーン1~2杯分の米粥を乗せ、水をつけたナイフやスプーンの背で縦長に延ばし広げる。

  7. 7

    写真

    手前の生地でひだを3つ作り、両脇から人差し指で生地を寄せるようにしてひだを作っていく。

  8. 8

    写真

    230~250度に予熱したオーブンで、うっすら焦げ色がつくまで15~20分ほど焼く。

  9. 9

    写真

    とかしバターを表面に塗る。アルミホイルや布巾で覆って10分ほどおき、しっとりさせる。

  10. 10

    写真

    まだ温かいうちに、カレリアパイに卵バターをのせて食べる。卵バターの代わりに、ハムや水切りヨーグルトなども。

コツ・ポイント

米粥を作るとき、かき混ぜすぎて米を壊さないよう注意。
ひだ作りは練習が必要。力を入れず、生地をたぐり寄せるようにする。
ひだが尖っているとそこから焦げてしまうので、できるだけ滑らかなカーブになるように。

このレシピの生い立ち

フィンランドの家庭で教わりました。クリスマスはもちろん、新年、卒業祝い、葬式... 家族が集まる時にはなくてはならないものだそうです。一度に100個以上作ります。
電気オーブンではなく石の窯で焼き、まだ熱々の焼きたてを食べるのが最高。
レシピID : 7396394 公開日 : 23/01/08 更新日 : 23/01/08

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート