シンプル・簡単★基本の雁月(がんづき)

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Description

雁月は岩手生まれの素朴なお菓子です。昔から伝わる材料で作った基本のレシピは、粉と砂糖を水で溶いて重曹で膨らませたシンプルなもの。ややねっとりした食感です。

材料 (直径20cmくらいのざる)

150g
黒砂糖
70g
小さじ1
大さじ1
100cc
くるみ・黒ごま
お好みでたっぷり目に

作り方

  1. 1

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    蒸し器に水を入れ、火にかける。濡れ布巾を用意しておく。型にするざるに濡らしたキッチンペーパーを敷いておく。

  2. 2

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    黒砂糖を水に溶かし、酢を入れる。そこへ小麦粉と重曹をふるい入れ、粉っぽさがなくなるまでさっくりと混ぜる

  3. 3

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    用意しておいたざるに生地を流し込み、ごま→くるみの順に散らす。膨らむと離れるので隙間なく散らす感じでよい。

  4. 4

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    3を蒸し器に入れ濡れ布巾をかぶせてから蓋をする。布巾は上がった蒸気が水滴になって生地に落ちるのを防ぐため。布に引火しないように蓋の上で、輪ゴムで止めるとよい。十分に蒸気が上がるよう、強火中火で20分蒸す。

  5. 5

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    竹串を刺して何もついてこなかったら完成♪キッチンペーパーを取ってから切り分ける。紙を剥くのがけっこう楽しいです。

コツ・ポイント

‘雁月'とは雁(がん・かり)という名の鳥が群れをなして夕暮れ(月が出ている)に飛ぶ様子を現しているところから付いた名前だそうです。夕暮れだから黒砂糖なのか、昔は精製糖がなかったからか…?鳥の様子に似せるため、上にのせるのはくるみとごまというのが決まりらしいです。酢は重曹が膨らみやすくするためと、重曹特有の味を和らげるためです。ケーキ型やセルクル型で、形がきれいになるように蒸してもOK!

このレシピの生い立ち

いつも祖母が作るやりかたを教わりました。ざるでやるのは火が通り易いからだそうです。これをアレンジした、贅沢な雁月(レシピID95937)も見てくださいね♪ちなみに小さじは5ccです。重曹は入れすぎると苦味が出るので、注意しましょう。
レシピID : 95935 公開日 : 03/06/08 更新日 : 05/04/05

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

20 (19人)
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umemodoki
前回、家族に好評でしたので、リピです シンプルで食べ易いがんづきですね♪
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umemodoki
素朴で美味しいですね!しみじみと味わいました♪
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☆かおりんごー☆
むっちり懐かしい味で美味しかったです♪この大きさがいいですねー!
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高星☆
とても簡単で懐かしい味で美味しかったです。またリピします♪

素朴で時々恋しくなる味です♪また作って下さいね!