糖質制限 おから&大豆粉のココアパン

糖質制限 おから&大豆粉のココアパンの画像

Description

湯せん焼きでふんわりもっちり☆
ややビターな甘さ控えめココア風味パン。
おやつ代わりとして◎

材料 (4号サイズのミニシフォンケーキ型3つ分)

45g[糖質0.18g/25.0kcal]
45g[糖質4.59g/192.6kcal]
①グルテン粉
45g[糖質3.69g/196.7kcal]
35g[糖質1.47g/225.1kcal]
35g[糖質5.6g/126kcal]
①オオバコ粉末
5g[糖質0g/0.4kcal]
②インスタントドライイースト
3g[糖質0.3g/9kcal]
②エリスリトール(甘味料)
砂糖60g分[糖質-g/0kcal]
1個分/約20g[糖質0.02g/77.4kcal]
③ラム酒
15g[糖質0g/36kcal]
約128g→おから.卵黄.酒と合わせて210g
④塩
2g[糖質0g/0kcal]
全体およそ:糖質15.85g/888.2kcal
1個あたりおよそ:糖質5.28g/296.1kcal

作り方

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    ■使用材料■
    乾燥おから:みすず、グルテン粉&大豆粉:パイオニア企画、オオバコ:井藤漢方

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    ■使用家電■
    ニーダー:テスコムステックブレンダーTHM510、オーブン:東芝石釜ドームER-LD330

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    ■型■
    直径12×H6cmのミニシフォンケーキ型(100均にて購入)。大きさの比較に大さじ。

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    油等塗っても生地が型につくので「おからのシフォンケーキ」レシピID : 2123931を参考にクッキングシートを用意。

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    但し、焼き上がったらすぐ型からはずすので、側面と筒の部分はシフォンケーキの場合より長めになる様にして下さい。

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    焼製は湯せん焼きなので、底部分が取れる型の場合は水が入らないよう、それぞれをアルミホイルで覆うor
    耐熱皿に入れる。

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    ■材料を用意■
    卵(卵黄)を常温に戻す。

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    生おからはそのまま使用。今回5倍量の水で戻すタイプの乾燥おから使用。パッケージ記載通りの割合で戻したおから45g。

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    材料①をボールに入れ、だまを取りながら混ぜてパンミックス粉165gとする。

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    続いて、材料②をボールに加え、よく混ぜ合わせる(今回、エリスリトールは砂糖3倍の甘さのタイプ使用のため20g)

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    別のボールに卵黄以外の材料③と手順6のおからを混ぜる。

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    続けて卵黄を加え、おから液とする。total210gにした時、春なら48℃前後が目安(捏ね上げ生地を最低32℃にする)。

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    *生地温度が低くならないよう手順7と12が材料を用意する段階でのポイントです。粉類を冷蔵保存している場合も温度に注意。

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    *手順11~12:私は常温のおから+酒+沸騰した熱湯で約150gにし、卵黄を加えてから水と湯で温度・量を調節しています。

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    ■粉と液を合わせる■
    手順10のボールにおから液を一気に入れる。へらで切る様にして混ぜて、全体に液をなじませる。

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    ■へらでの捏ね■
    生地を下から持ち上げる様にして、50回程捏ねる。生地がまとまったら材料④を入れ、再度50回程捏ねる。

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    *木へらなどよりプラスチックのへらが作業し易いです。変形・破損も考えられるので専用のへらを用意される事をお勧めします。

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    *生地が重たいので、へら捏ねは結構力がいります。ボールを床に置いて座って捏ねると力が入りやすいです。

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    *今回使用のニーダー(生地捏ね機)は稼働時間が2分です。私はボールでへら捏ねをしますが・・・

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    他社の長時間稼働可ニーダーを使う場合は捏ね時間を長くすれば良いと思われます。取扱説明書に応じて行って下さい。

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    ■ニーダーでの捏ね■
    生地をニーダーに入れて1分回す。壁や羽根の上、底に付いた生地をへらでまとめる。

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    再度、ニーダーで1分回す(1分×2回=合計2分)。生地が艶っぽくなればニーダーでの捏ねは終わり。

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    ■まとめる■
    少量の油(オリーブ油など)をまとめる時と成形時に手粉代わりに使う。台に薄く油を塗り、生地を移動させる。

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    手にも油を付け、生地を一塊にする。捏ねずに1つに丸めるイメージで。時間はかけず、1分程でOK(捏ねすぎないように)

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    グルテンチェック:色がついているので指紋は透けて見えませんが、それに近い伸びと滑らかさがあればOK

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    出来上がった生地は約395g。捏ね上がりの生地中心部分は、一般的なパン生地より高い32~35℃が目安。

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    *へら捏ねの後、ニーダーで2分捏ねても生地は一塊にならないので、最後に生地に張りを持たせてまとめます。

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    *扱い始めはべたついて作業し難い為、少量の油を使って扱い易くします。

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    *生地はへらでの捏ねとニーダーでの捏ねで十分です。手捏ねをしすぎると過発酵になったり、生地温度が下がる原因に。

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    ■分割■
    生地を3分割する。滑らかな面を伸ばして断面を包み、表面に張りを持たせる。綴じ目を下にして丸める。

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    ■成形■
    丸めた生地を型に入る長さ24cm位の棒状に伸ばす。

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    両端が重ならないよう、生地を型に入れる。

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    *捏ねすぎたり、ベンチタイムをとると生地が膨らみにくくなります。そのため、レシピでは分割後すぐ成形しています。

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    *成形時、生地が扱い難い場合も油を手粉代わりに使用。捏ねが十分ならば生地をまとめる~成形に使う油は少量1g位です。

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    *この生地は一般的な食パン成形「麺棒で伸ばしてたたんで」とすると膨らみが悪くなります。簡単に棒状に成形すればOKです。

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    ■発酵■
    多めに霧吹きしてラップをかける。

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    オーブンレンジの発酵機能を使い、40℃で約40分、生地を発酵させる。

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    生地が型の高さの9割くらいまで膨らんだら発酵は終了。発酵途中での霧吹きは生地温度が下がるので厳禁です。

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    ■焼成■
    ラップを取り、オーブン(あれば中段)に戻す。熱湯約200ccを天板に注ぎ入れ、170℃に予熱スタート。

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    オーブンの予熱が終わったら、170℃で25分焼く。

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    予熱時に生地温度が下がらないよう庫内に入れます。我が家のオーブンの予熱時間は6分ですので手順39~40は合計36分。

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    湯せん焼きの熱湯は200ccで焼き上がりで丁度なくなる量です。

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    ■仕上げ■
    時間がきたら布巾などの上に、型ごと数回高い位置から落として水分・熱を逃がす。

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    その後、手早く型から外してケーキクーラー上に取り出す。この時、1個あたり約120g

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    ほぼ熱が取れたら袋に入れ、パンの味を落ち着かせるため数時間~1日以上置く。完全に熱が取れた状態で1個あたり約115g

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    食べ易い大きさに切り分けたり、ちぎってどうぞ。ややビターなココア風味です。甘みはお好みで増減下さい。冷凍保存可。

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    *手順44:熱を取る間に大きくしぼんでしまう場合は、過発酵or加熱不足が考えられます。発酵時間・焼成時間等、調節下さい。

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    *手順45:完全に冷める前に袋に入れてしっとりさせます。焼き立てより時間を長く置いた方が美味です(翌日以降がお勧め)。

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    ■アレンジ■
    [マフィン風に]
    型を用意。今回、直径7.5cmシリコン製+グラシンケース6個と直径7cmの紙製2個。

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    (紙製の方はアルミホイルで覆うor耐熱皿に入れるなどする)
    手順26まで同じ。生地を8分割して丸め、型に入れる。

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    たっぷり霧吹きし、発酵機能を使って40℃でおよそ40分発酵。

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    オーブン170℃で15分を目安に湯せん焼きにする。出来上がりは1個あたり45g前後。

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    [くるみを入れてミニ食パンに]
    くるみ70~80gを適当な大きさにして150℃のオーブンで10分ローストし、冷ます。

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    手順22、ニーダーでの捏ね終わり20秒前に手順53のくるみを入れる(くるみは少し形が小さくなります)。

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    やや長めに時間をかけてまとめる(くるみがある分まとまりにくいので、2分程かけて生地を一塊にする)。

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    生地を3等分してパウンドケーキ型に入れる(使用した型は26×9×H6.5cm)。

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    40℃で型から少し頭が出るまで40分を目安に発酵。

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    170℃で25分、湯せん焼きにする。

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    くるみが良いアクセントに。ラム酒やくるみの量を増やしても美味しそう・・・

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    ■全体の補足■
    *手捏ねでは生地温度が下がり過ぎたり、機械のようなグルテン膜ができず、いい生地はできませんでした。

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    HBを持っていないので試していませんが、使うとするならば生地作り・発酵方法・焼成に一工夫必要だと思われます。

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    *小ぶりになりますが、生地は低温発酵するとよりもっちりします。方法はレシピID : 2307791を参考にして下さい。

コツ・ポイント

*手順内「*」がコツ・ポイント。
*生地はよく捏ねる事、捏ね上げ温度を32~35℃にする事が一番重要です。
*使う材料、特に大豆粉とグルテン粉は品によって仕上がりに違いが想像されます。季節にもよりますので水分量、時間や温度等調節下さい。

このレシピの生い立ち

時々無性に口にしたくなるココア味で、糖質オフ&とことん自分好みのパンを・・・。ガトーショコラで湯せん焼きする焼成方法を参考にしたところ、ふんわりもちりに。ココアは主張しすぎず、その風味を味わいながら食感を楽しむような仕上がりです。
レシピID : 2611803 公開日 : 14/07/06 更新日 : 14/07/15

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