京の高級料亭の味。本格ちりめん山椒♪

＜実山椒の下ごしらえをする＞

最初に実山椒を下茹でします。実山椒は生のものを買い求め、下茹で
して作り置きを冷凍すれば１年くらい食べれます。

山椒の実を枝から１つ１つ外していきます。その時にじくの部分は残しても良いのですが、食感が変わるので、面倒でも取ります。

塩の量は、500ccに対して小さじ1/３から1/２程度。無くても良いです。

沸騰したら山椒の実を入れ、茹でます。１０分〜２０分くらい（実の大きさによる）指で軽く潰せるくらいの硬さが目安です。

茹で上がったら、水にさらし、時々水を替えながら１時間程度アク抜きします。

マイルドにするなら、２時間程度さらしても良いです。
お好みで調整してみてください。ちなみに、うちは、１時間以内です。

山椒は食べて味を確認します。ちょうど良ければ、ざるにあげて、キッチンペーパーなどで水気をしっかり切り、冷凍できます。

今回使用する分の山椒、大さじ２〜４を取り分けておきましょう。大さじ４くらいの多めが美味しいですよ。

＜ちりめん山椒を煮る＞

ちりめんじゃこを軽く水で洗い、表面の汚れと余分な塩分を流します。
じゃこの塩分が強い場合は、少しだけ水にさらします。

材料が全部入るくらいの大きさの鍋に、酒とみりんを入れ、沸騰させてアルコールを飛ばします。

※ちりめんじゃこの塩分が強めの場合は、少し薄口醤油を減らしてください。
足りない分は後で塩で調整するので大丈夫です。

煮汁の量がおよそ半分になるまで中火くらいで水分を飛ばします。だいたい１０分くらい。

煮汁が半分になったら、山椒を加え、少し火を弱めて、４、５分煮含めます。

鍋底の水分がほぼ無くなったら、火を止めて完成です♪

※ちりめんの塩分によっても出来上がりが違うので、少し甘めに作るなら、砂糖は小さじ1、醤油は大さじ1ずつにしてみて！