甘夏のピール

甘夏の表皮をピーラーで薄く剥いていきます。
皮は実についている状態で表皮を剥いた方がやりやすいです。

皮に切れ目を入れてむきます。
むいた皮を縦向きに、横幅1cm程度に切ります。
ヘタとお尻部分は切り取ります。

細切りにした皮の白いワタの部分を包丁でそぎ落とします。（写真右）
全部取らないで、白い部分が少し残ってるぐらいにします。

ザルに皮をあげ、たっぷりの冷たい水に10分間さらします。

手順４、５を３回繰り返します。

冷たい水に入れたまま一晩おきます。
途中何度か水を交換します。
翌日、少しだけかじってみて、苦みの程度を確かめます。

皮をザルにあげ、水をよく切ります。
水を切った皮の重量をはかり、その重さの60％のグラニュー糖を用意します。

フタをして中火にします。沸騰して来たら弱火にします。時々鍋をゆするようにして全体にグラニュー糖が行きわたるようにします。

20分煮たら残りのグラニュー糖の半分を、さらに20分後に残った全てを加えます。

1時間ほど煮ると、全体が透き通り艶々としてきます。そうしたらフタを開けて火を強めて煮詰めるようにして水分を飛ばします。

埃がつかないよう万能ネットなどに入れ、家の中で一日から二日、乾燥させます。時々味見して好みの固さになるまで乾燥させます。

ビニール袋にグラニュー糖と皮を入れ、袋の口を手で持って振るようにしてグラニュー糖をまぶしつけます。

これで甘夏のピールのできあがりです。