桜の肉球フィナンシェの画像

Description

春の肉球フィナンシェ。桜の葉のパウダーで華やかな桜の香り。甘じょっぱい独特の味がおいしい。

材料 (肉球シリコン型1台12個分)

30g
桜葉パウダー
2g(小さじ1弱)
食用色素(赤)
付属のスプーン1杯
砂糖
50g
蜂蜜(メープルシロップ)
10g
2個分

作り方

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    薄力粉とアーモンドパウダー、桜葉パウダー、食紅は一緒にふるっておく。

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    冷凍卵白を使う場合は、表面が少し溶けた時点でラップを外し、ボウルに移す。その後、湯煎にかけて完全に解凍する。

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    焦がしバターを作る。色の変化が見やすい鍋がおすすめ。サイコロ状に切ったバターを鍋に入れ、中火にかけてヘラで混ぜる。

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    大きい泡→細かい泡→泡が色付くという順に変化する。最初は変化が少ないが、始終目を離さずに鍋を混ぜ続ける。

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    沈殿物が茶色く焦げ、泡やバターが茶色になったら火を止める。沈殿物は旨み成分なので、取り除かずに使う。

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    鍋から容器に移す時は、必ず金属製の容器を使う。焦がしバターは高温の油なので、耐熱プラスチックでは溶ける。

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    バターをかき混ぜると、泡の下のバターの色の状態が分かりやすい。鍋もほとんど焦げ付かず、洗うのが楽になる。

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    泡立て器で卵白をのこしを切るように混ぜ、蜂蜜と砂糖を入れてすり混ぜる。メレンゲ作りと違い泡立てない。

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    卵白の生地に1で振るった粉類をふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜる。色の調整はここで行う。足りなければ食紅を足す。

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    焦がしバターを入れて混ぜる。

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    型の八分目を目安に生地を入れる。絞り袋があれば、それを使うともっと綺麗になる。余りがあれば、適当な型に入れて一緒に焼く。

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    170〜190度にオーブンを予熱する。焼く時は170〜180度で15分で焼く。

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    シリコン型は火の通りが悪いので、しっかり焼き色をつけたいなら少し高め(180度)に設定すればOK。

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    断面図。中は落ち着いたピンク色。

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    桜葉パウダーは製菓材料店(富澤商店)で手に入る。桜の葉の塩漬けから自作も可能。その場合は他の方のレシピを参考に。

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    こちらはパウダーではなく、桜の葉の塩漬けのみじん切りを入れた物。食紅ももっと多い。葉は3〜4枚位あれば作れるかと。

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    断面図。古いオーブン(上下ヒーター式)の例なので、参考程度に。

コツ・ポイント

バターをマーガリンで代用する際は、溶かしマーガリンにする。焦がすのは危険(cuoca参照)。卵白は卵黄だけ使うクッキーやプリンの余りを冷凍すると確保しやすい。蜂蜜は砂糖に置き換え可能。ちなみに桜葉パウダーの量は、生地全量の1%程度。

このレシピの生い立ち

桜の季節に桜のお菓子を作りたかった。ちなみに桜葉パウダーの量は、抹茶やココアなどの目安・小さじ1=2gと、実際に計量した数字を合わせたおおよその計算。
20/8/2:粉を入れる工程に加筆。
レシピID : 5588260 公開日 : 19/04/06 更新日 : 20/08/02

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