マドレーヌ*桜
Description
材料
(縦76×横48×深さ15(mm)cuoca×CHIYODAマドレーヌ型14個分)
作り方
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【生地A】の方も【生地B】の方もボールに《卵》を割ほぐし《卵の重量》を正しく量る
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《卵の重量》を100%として《他の分量》を量ります。
*計算するのが面倒な場合は《余分な重量を卵白廃棄》によって調整を…
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(1)の卵は、ホイッパーを立てたまま切るように動かして、よく卵のコシを切って下さい。
*この時に泡立てないように注意です
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ボールに水をはって《桜の塩漬》を入れる。
*沢山の塩がボールの底に溜まります
*画像は材料より多量の桜です
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《(4)の桜》を丁寧に取り出しボールの水をかえる。
そこへ《桜》を戻し入れ、《30分》浸けて塩抜きをします。
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【補足】
今回は《桜の塩気》も残したいので《30分以上》は浸けっぱなしにしない様に注意して下さい。
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しかし《塩気》が嫌いな方は…
《1時間以上》浸けて下さい。
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《(5)の桜の塩》がある程度抜けたらキッチンペーパーの上に桜を並べる。
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《(8)の上》から別のキッチンペーパーを被せて軽く抑えて放置しておく。
*余分な水分を取り除きます。
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《(9)の桜の水分》がある程度取り除けたら、《花の部分》だけ粗微塵切りにする。
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【補足】
《(10)の桜の花》は焼成後に生地にポツンポツンとある程度ですが…
余り入れすぎると塩辛くなってしまいます><
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桜の花の大きさにもよりますが…
『普通サイズの花がマドレーヌ1つに1輪入る計算より若干多め〜1.5倍』が良いと思います。
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バターの風味が全面的に前に出る焼菓子の場合、なるべく『発酵バター』の使用をお奨めします。
お味と香りが格段に変わります。
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《材料A》の粉類を合わせて2~3回篩っておく。
*面倒なら1回でもOKです(笑)
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【補足/ベーキングパウダーの分量について】
『2~2.5%』と幅を持たせていますが、私は2種のオーブンで分量を変えてます
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古いオーブン【TOSHIBA-ER-A9/2004年モデル】⇒《BP/2.5g(2.5%)》
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もう一台のオーブン【TOSHIBA/ER-LD530/2013年モデル】⇒《BP/2g(2%)》
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《BP》の分量が少ない方が食感がしっとりして『ス』が入り難いです。
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僅かな分量の差ですが『オーブンのパワー/型の熱伝導』により変わってきます。
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熱伝導が良いオーブンの場合は《BP/2.0g(2%)》でも十分おへそがしっかり出ます。
ベストの分量を使用して下さい。
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(2)に《細かく切った(ちぎった)ローマジパン》を入れる。
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《(22)のローマジパン》をヘラの面で押し潰しながら《卵》と同化させる。
何回もボールの側面等に押し付けて馴染ませます。
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少し面倒ですが…
何回も場所を変えてよく見ると、完全に同化したと思っても《マジパンの粒》があったりします。
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ここは1番面倒かもしれませんが、キッチリ伸ばして同化させて下さい。
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《ローマジパン》の形が無くなって、全体にドロっとした液体になればOKです^^
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(26)に《糖類B》を入れてよく混ぜて溶かす
*ヘラからホイッパーに持ち替えて下さい
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(27)に《生クリーム》を少しずつ入れてよく混ぜる。
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(28)に《(15)の篩った粉類》を入れて混ぜる。
*混ぜすぎには注意です。
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《(29)の粉類》が9割程混ざったら、《(13)の溶かしバター》を数回に分けて入れて、その都度よく混ぜる。
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(30)に《(10)の桜/桜リキュール/桜エッセンス》を入れて混ぜる。
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こちらは『食紅無の画像』です。
《桜の花パウダーの色》でベージュ色です。
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寝かせた生地を各々の下処理をした型の8分めまで入れる。
*cuoca×CHIYODAマドレーヌ型では28gがベストです
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(28)を10cm位上から水平に何回か落として、空気を抜く。
生地を落ち着かせます。
*下は『食紅無の画像』です
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(33)を予め《170~190℃に予熱/15分~空運転》させておいたオーブンで焼成する。
*画像は『食紅無』です。
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家庭用オーブンの《予熱完了直》は温度がまだ低いので、いつも同じ仕上がりにするには《空運転》が必要です。
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私の【TOSHIBA-ER-A9/2004年モデル】
⇒《190℃で14分/180℃に下げて3分》がベストです。
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もう一台のオーブン【TOSHIBA/ER-LD530/2013年モデル】⇒《170℃/21分》です。
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この様にオーブンによってとても差があります。
又『型の大きさや型の熱伝導』によっても変わります。
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是非ベストな『焼成温度/時間』を見つけて下さい。
初めて焼く時は《15分》で竹串を刺してチェックしてみて下さい。
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焼けたかの判断は…
真ん中が膨れて、竹串を刺しても生の生地がついてこなければOKです♪
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焼きあがりました~!!
火傷をしないようになるべく早く型から外します
*爪楊枝などで外すと便利です
*画像は『食紅有』
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【補足】
ビジュアルは通常の『プレーンマドレーヌ』も『食紅無』も殆ど変わりません。
*画像は『食紅無』です。
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(43)の画像は多少暗いですが、『食紅有』は画像の様な赤に近いピンク色になります。
*画像は食紅2杯
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(43)をクーラーに並べて粗熱をとる
*最初の10分はそのまま放置、後は乾燥したタオルや布巾を被せて20分位放置します
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(46)を乾燥させないように、1つずつ『袋に入れて密封』して下さい。
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【補足】
ほとんどの焼菓子は少しの放置が食感をかなりダウンさせます。
乾燥させすぎにはくれぐれも気をつけて下さい。
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食べ頃は絶対翌日以降です!!
全体がしっとりして3日目は更に美味しいです。
美味しさが変わってくるので絶対我慢です><
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断面はこんな感じ♪
ローマジパンと生クリーム使用によりかなり^^
桜の花びらがプチプチと…
*断面は焼成3日後
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こちらは食紅無の物です。
丁度切ったところに桜が無くて残念ですが汗)こんな感じのベージュっぽくなります
*断面は焼きたて
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桜の花パウダー使用による甘じょっぱさと、桜リキュールのほんのり甘酸っぱさが不思議な美味しさ…
大人のマドレーヌです。
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【桜の花パウダーとは…】
塩漬けした桜の花の花びらのみを粉末にした物で、桜の香りと適度な塩分が気軽に楽しめます^^
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私は【クオカ】で購入しています。
webショップでも購入できます^^
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ID1720952は『桜のフィナンシェ』です。
私が毎年とんでもない数焼くお奨めレシピです^^
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コツ・ポイント
*ローマジパンは市販の【砂糖とアーモンドの比率が1:2】の物を使用して下さい 。
糖分etc.変わってしまいます。
このレシピの生い立ち
甘じょっぱいこのマドレーヌも周りで好評なので、私の覚書としてもアップさせていただきました。
材料の揃う方は是非お試し下さい^^