タチとカキのシーフードカレーの画像

Description

 冬にしか食べられないタラの白子(タチ)を加えたシーフードカレーです。 味が深くてとってもおいしいカレーに仕上がりました。牡蠣のオイル漬けも作り置きがあったので並べてみました。 シーフードは煮込みすぎると甘くなってしまうので別炒めです。

材料 (8皿分)

鶏ガラ
1羽分
中2本
中2個
S&B地中海カレー
中辛ルー1箱
牡蠣オイル漬け
4個/1皿
タチ(スケソ)
150g
中華用細切りタケノコ(麻竹)
100g

作り方

  1. 1

    写真

     鶏ガラで出しを取ります。まず、お湯を沸かし、鶏ガラを煮ます。中から血が出なくなるまで火を通したら、お湯を捨て、鶏ガラを丁寧に洗います。 新しく水を1.4リットル加え、弱火で30分ほど加熱します。酢を大さじ1加えるとスープが濁りません。

  2. 2

     ここにタマネギみじん切り1個分をフライパンでじっくりと飴色に炒めたものを入れます。
     さらに1個のタマネギをスライスして投入。
     ローリエ一枚を入れます。

  3. 3

    写真

     ニンジンは電子レンジで熱処理します。 一本あたり4分で、完全に火が通ります。 煮くずれしないが柔らかいニンジンを演出。

  4. 4

    写真

     カレールーを入れます。
     ここで細切りタケノコを入れます。食感がとても良いのです。
     30分煮込んでベースカレーの出来上がり。

  5. 5

    写真

     シーフード(ホタテ・エビ・イカ)をバターで炒めます。
     今回特別ゲストはタチ。北海道ならではの季節の味。
     火が通ったらできあがったカレーをフライパンに入れ、炒めた具材とあわせます。
     煮立ったら火を止め、盛りつけます。

  6. 6

    タラの白子(タチ)の下ごしらえ

    ・水洗いで汚れを落とす。表面を破かない程度に優しく。
    一口大に切り分ける。
    ・沸騰したお湯に投入し、すぐにざるにあける。

     これで生臭さを消します。サケ白子も同じ要領で。

コツ・ポイント

 シーフードは火を通しすぎると無くなってしまう・風味に独特の甘みが強く出てきて苦みを感じることがある。等の弱点がありますので、まずチキンまたはビーフの基本のルーを作ります。 やはり一晩寝かせた方がおいしいのは間違いないです。シーフードは別にソテーして合わせることで弱点を回避出来るのです。
 ジャガイモは、後から電子レンジ(一個あたり4分)か揚げイモが美味しいです。初めに入れると味がぼけます。

このレシピの生い立ち

 タチは絶品の具材です。ぜひお試し下さい。あまり火を通しすぎないことがポイントです。
 タチはタラの白子です。絶品はマダラの白子とされています。次がスケソウダラの白子。タラコはスケソウダラの卵。真鱈の卵は手のひらよりも大きくなり、大味。
 お互い逆なのがおもしろいですね。今回は、助ダチの大きいのが手に入ったのでこれを使いました。
レシピID : 521622 公開日 : 08/03/03 更新日 : 08/04/17

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート