秋が来たら渋皮煮!気合と根性で1年幸せ♪
作り方
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1
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充分栗が沈む大鍋にたっぷりの水を沸騰させ、火を止め、洗った栗を殻(鬼皮)ごといれる。
※鬼皮をやわらかくし、剥きやすくする為です。
ここで浮いてきた栗は栗ご飯などにまわし、必ず沈んだ栗だけ使います。
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2
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栗が充分沈むホーロー鍋に水を張る。手が入れられるくらい1が冷めたら、鬼皮むき。
中の渋皮を傷つけないように剥くには、慣れとコツが必要です(>_<)
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3
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栗のお尻(下の固く丸い方)と背中(平らな側面)の継ぎ目が、やや(本当にやや)厚いので、よく切れる包丁で慎重に小さく削り取り、あとは手で剥く!
剥いたらただちに2のホーロー鍋の水中に沈める。
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4
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この鬼皮剥きで大切なことは、
・渋皮を傷つけない
・剥いた栗を乾燥させないデス。 全部剥いたら栗の頭が水上に出ないように水量を調節し、重曹を大さじ1.5入れる。
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6
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もうひとつのホーロー鍋(なければ5を別のいれものに、水ごと移して、鍋はきれいに洗って再利用)にまた水を張ります。
ひとつづつ、手の指で、丁寧に太い筋を取り除き、用意した鍋の水中に栗を入れます。
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7
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全部筋を取り除いたら、また重曹をいれ5を繰り返します。 この時、栗の重さなどで鍋に焦げあたりがでて渋皮が破けてしまう場合は、火をもっと弱めにし、更に、鍋に布巾を敷き、栗と鍋が直接あたらないようにします。
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8
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6とほぼ同じ作業ですが、今度は前回とれなかった筋や毛を取り除いてください。
この作業の丁寧さが今後に響きます。
この時点の渋皮の固さが、ほぼ、完成時の固さになります。
固すぎると思ったら、重曹を入れてもう一度火にかけてください。
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10
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そして4たび目の追い水・・・。
この作業を、灰汁を取りながら、煮汁がキレイな赤い透明色になるまで繰り返します!
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11
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10まで完了したら、いよいよ味付けです。
ここまで、渋皮に傷がついたものは取り除きます。
もちろん、別の鍋で、家族ですぐに食べるように作業を続けても構いません♪
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14
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最後の作業です。
またしても同じように火にかけます。
同時に、保存用の瓶を煮沸消毒。
栗が冷めないうちに、瓶に詰め、たっぷりシロップを入れます。
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コツ・ポイント
このレシピは、必ずしも厳密である必要はなく、砂糖が多ければ甘く、長期保存向きだし、少なければ、上品な味ですが、あまり持ちません。
お好みの濃さでどうぞ!
今年は、上の量でジャムの小さい瓶に6つと、すぐ食べる分20粒ができました。
すぐ食べる場合は自然冷却後冷蔵庫保存で1週間程度が目安です~
このレシピの生い立ち
渋皮を残して煮る為、甘栗のような香りと渋みがステキです。
煮沸脱気で1年近く保存がききますので、来年の秋まで充分楽しめますよ♪
ただほんとーーーうに、鬼皮剥きはツライデス・・・(笑