豚のリエットの画像

Description

お気に入りのバゲットに添えれば、もうこれだけでごちそう☆少々時間は掛かりますが、手順は切って炒め煮にしてフープロにかけるだけ。

材料 (約600ccのタッパー1個分)

豚背脂
100g
にんにく
2かけ
エルブ・ド・プロヴァンス
小さじ1
ローリエ
2枚
白胡椒(ホール)
小さじ1/2
8g(肉と背脂の重量の合計の1.3%)
白ワイン
100cc
適宜

作り方

  1. 1

    豚の肩ロースと背脂は粗く刻む(煮崩れるので粗くてよい)。エシャロット、にんにくはみじん切り

  2. 2

    写真

    厚手の鍋(ル・クルーゼなど)に背脂を入れて火にかける。

  3. 3

    写真

    背脂が大体溶けたら、エシャロットとにんにくに分量の塩の中から少々を振って炒める。

  4. 4

    写真

    エシャロットが透き通ってきたら、肉を加えてよく炒める。

  5. 5

    写真

    肉に火がとおり、肉の赤みが消え、肉汁が出始めたら、白ワイン(残ったシャンパンなどでも可)を加える。

  6. 6

    写真

    アルコールを飛ばしたら、ひたひたになる程度の水を加える。強火で沸騰させる。

  7. 7

    写真

    灰汁を丁寧に取り除く。

  8. 8

    写真

    火力を弱め、残りの塩、だしパックに入れたエルブ・ド・プロヴァンス、ローリエ、粒胡椒も入れる。

  9. 9

    写真

    約2時間煮込む。(途中1~2回、このくらいに水分が減ったら、適量水を加える。)気長に気長に・・・。

  10. 10

    写真

    ヘラで押してみて、肉がホロホロと崩れるほどにやわらかくなったら、水は加えずに水分を飛ばしていく。

  11. 11

    写真

    最後はやや焦げ目がつくくらいにするほうが、出来上がりが香ばしい。

  12. 12

    写真

    そのまま一晩放置。(常温で可)
    ■※一晩おくことで、脂が落ち着いてフープロにかけやすくなります。■

  13. 13

    写真

    フードプロセッサにかけてペーストにする。挽き具合はお好みで。

  14. 14

    写真

    タッパーなどにぴっちりと詰め、空気に触れないよう表面にはラップを貼り付け、冷蔵庫で寝かせる。塩が馴染む1週間後からが食べ頃。

  15. 15

    写真

    食べるときには食べる分だけ他の器などに移し、残りはできるだけ空気に触れないよう、ラップを密着させてかけておきます。保存状態にもよりますが、3週間くらいで食べきるようにします。

  16. 16

    写真

    【補足】エシャロット(ベルギーエシャロットともよぶ)が手に入らないときは、少し甘くなりますがたまねぎを中1個使用します。

コツ・ポイント

豚の背油はできるだけ良質のものを使うようにします。手順11では脂身が溶け、最後は脂で肉を揚げているかのような感じになります。茶色の香ばしい焦げ目がつくほうが、できあがりが香ばしくておいしいと思います。手順12を省略すると、脂と肉が分離してしまうので、必ず一晩放置後、フープロにかけるようにします。市販のものはねっとりときめの細かいものが多いですが、粗めに肉の繊維を残したほうが私は好みです・・・。

このレシピの生い立ち

市販のリエットはほとんどラードで脂っぽくてくどい感じがするので、いろいろ作っているうちに、このレシピで落ち着いてきました。
レシピID : 394572 公開日 : 08/05/31 更新日 : 09/10/25

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

1 (1人)
初れぽ
写真
doorknock
今までで一番美味しく作れました♪ありがとうございました!