すき焼き風味★レバーペーストの画像

Description

卒寿を迎え、すっかり歯も胃腸も弱ってしまった祖母に捧げるレシピです。臭み消しの香辛料は使わず、丁寧に下処理してから甘辛のすき焼き風に味付けしてみました。もちろん、お年寄りだけでなく赤ちゃんや貧血さんにも!

材料 (作りやすい分量)

15㎝
50cc
みりん
50cc
しょうゆ
30cc
砂糖
小さじ1/2
サラダ油
少々

作り方

  1. 1

    写真

    レバーは1かたまりを3~4個に切り分け、流水で血抜きする。※詳しい方法は「レバーのふっくら煮」を参照のこと。

  2. 2

    次に小鍋に湯を沸かし、まずトマトを浸けて湯むきする。同じお湯にレバーを入れ、表面の色が変わったら冷水に取る。レバーをさらに半分に切って、中に残った血や筋を取り除く。

  3. 3

    写真

    長ねぎは5㎜程度の厚さの輪切り。トマトはざく切りにしておく。(写真左側のレバーはお湯に潜らせた後なので、白っぽく見えます。)

  4. 4

    写真

    小鍋をサッと洗って乾かし、サラダ油少々をひいて長ねぎを弱火でじっくり炒める。いい香りがしてしんなりしたら、レバーも加え、火を強めて炒める。

  5. 5

    写真

    レバーに火が通って、プリッとした弾力が出てきたら、トマトも加えてさらに炒める。トマトのツーンとした酸っぱい香りが飛んだら、調味料を加える。

  6. 6

    写真

    グツグツ煮立っている状態で、煮込んで行く。

  7. 7

    写真

    20~30分煮込むとこんな感じ。・・・ちょっとおどろおどろしい雰囲気になります。(^^;煮汁がドロッとした感じにまで煮詰まったら、火を止めてあら熱が取れるのを待つ。 

  8. 8

    写真

    あら熱が取れたら、フードプロセッサーかミキサーにかけ、なめらかなペーストにする。

  9. 9

    写真

    こんな感じ。トマトのタネが残ってしまうので、食べる人の状態によっては裏ごししてください。

  10. 10

    ※今回は実家の祖母に届けるため、食べ終わったら捨ててしまえるようクリームチーズ(250g入り)の空き容器に入っています。レバー200gで、このくらいの量ができます。

コツ・ポイント

○レバーの血抜きは面倒でも丁寧に!この手間が、臭みの少ないペーストにするポイントです。○長ねぎは弱火でじっくり炒めて、香りと甘味を引き出して下さい。○このペーストをハンバーグやカレーなどに、素材として加えても。

このレシピの生い立ち

この春卒寿を迎えた祖母の食事作りに四苦八苦している母と祖母に捧げるレシピです。「いったん」退会されたメンバーさんのレシピにすごく好きなレバーペーストがあるのですが、年寄りにはちょっとモダン過ぎたようで。(^^; なので、思い切って和風に、すき焼きをイメージした甘辛の味付けにしてみました。
レシピID : 549339 公開日 : 08/04/12 更新日 : 08/04/12

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート