65℃ 鶏ももステーキ 和風ソースの画像

Description

パリッと黄金色の皮をまとった、肉汁あふれる鶏もも。
これぞステーキの醍醐味!

材料 (2人分)

鶏もものステーキ
320g(一番厚みのある箇所で2cm。筋や余分な脂を取り除くと約300gになる。)
2.7g(肉の重量の0.9%)
オリーブオイル
小さじ1
 
しょうゆ風味のガーリックソース
にんにく(みじんぎり)
1片
白ワイン
大さじ2
鶏のドリップ(BONIQ後にバッグに溜まったもの)
全量
しょうゆ
大さじ1/2
 
仕上げ
こしょう
適量
レモンくし切り
1/8×2個(お好みで)

作り方

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    写真

    <BONIQをセット>
    食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する

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    65℃ 0:55(55分)に設定する。

    ※温度と時間については《作る際のポイント》に説明あり。

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    写真

    <鶏もも肉の下処理>
    鶏もも肉の余分な脂や筋を切り落とす。
    半分にカットする。(1人前=1/2枚)

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    写真

    <フリーザーバッグに投入>
    鶏もも肉をフリーザーバッグに入れる。
    ※塩はまだ入れない。

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    写真

    <BONIQに投入>
    BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないように

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    しっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
    この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。

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    (気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)

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    フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0

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    <ソースの材料を用意>
    にんにくは芯を取って細かいみじん切りにし、あさつき(パセリ)はみじん切りにしておく。

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    無塩バターは小さなサイコロ状に切って冷蔵庫で冷やしておく。

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    ※鶏ももを焼いて取り出したら、同じフライパンですぐにソースを仕上げられるように準備しておく。

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    写真

    <急冷する>
    BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、ここで塩を投入する。

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    写真

    再び密封してバッグごと氷水で急冷し、完全に冷えたら冷蔵庫に移し、肉に塩を含ませる。(最低30分~1時間)

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    <再びBONIQに投入&皮目を焼く>
    提供時、BONIQの湯せんに再びバッグを投入し鶏もも肉を温める。(最低10分)

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    温まったらバッグを取り出し、鶏ももの水気をペーパーで押さえる。(バッグに残ったドリップはソースに使うので取っておく。)

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    フライパンにオリーブオイルを熱し(中強火)鶏ももの皮目を焼く。この時、皮全面がフライパンにしっかり接地するよう、

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    鶏ももを上からヘラなどで押さえて焼く。皮全面がパリパリできれいな黄金色になればお皿に移し、温かい場所へ置いておく。

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    (フライパンはそのままソースに使う。)

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    <ソースの仕上げ>
    16-18.のフライパンに(洗ったり拭いたりする必要はない。)にんにくのみじん切りを入れて

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    中火にかける。にんにくが色づいて香りが出てきたら白ワインを加え沸騰させる。

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    さらに、しょうゆと鶏のドリップ(BONIQ後バッグに溜まったもの)を加える。

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    再び沸いたら冷たい無塩バターを入れフライパンを揺すりながらソースになじませ、火を止めてあさつきを入れる。

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    写真

    鶏もも肉の上からソースをかけ、こしょうを挽く。お好みでレモンのくし切りを添えてできあがり。

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    《作る際のポイント》

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    手順1-2.、BONIQの設定温度と時間については「鶏もも肉の火入れ 温度時間比較実験(ID:6077401)」

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    を行ったところ、65℃が一番歯切れが良くジューシーにしっとり仕上がる、という結果が出ました。

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    また55分というのは厚さ2cmの鶏肉を安全レベルまで加熱殺菌できる時間です。

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    手順12-13.、BONIQした鶏もものバッグに塩を加え、肉に塩を含ませる工程です。

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    この塩をするタイミングについては「鶏胸肉 低温調理 塩タイミング比較実験(ID:5128850)」の結果に基づいており、

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    実験では初めから塩をして肉を低温調理すると、後から塩を含ませる場合よりも肉が硬くなることを証明しています。

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    ただし、BONIQした後に塩を含ませる時間がない、冷却&再湯せんの工程を省きたい、という場合には

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    初めから塩と鶏ももをBONIQする方法も可能です。

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    手順14-18.、鶏もも肉の皮目を焼くときは皮全面がフライパンにしっかり接地するよう、鶏ももの上からヘラなどで

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    しっかり押さえて焼きます。こうすることで全面がパリパリで美しい黄金色に仕上がります。(所要時間約4分)

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    以前に行った「鶏ももステーキ 皮の焼き方比較実験(ID:6088796)」では、鶏の皮目

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    を調べましたが、BONIQした後にフライパンでパリパリになるまで焼くのがベストという結果でした。

コツ・ポイント

手順19-23.、仕上げにソースを作る時は出来上がった鶏ももが冷めてしまわないよう手早く行います。また、煮詰めすぎると塩辛くなるので注意が必要です。(所要時間約1分半)

このレシピの生い立ち

身近で簡単な料理のようですが、理想の状態に仕上げるにはいくつかハードルがありました。パリパリの皮と柔らかい肉の対比が絶対条件、それを実現するべく今まで実験を行い、理想の状態に近づいてきたと思います。是非皆様の目で舌で、確かめてみてください。
レシピID : 6102259 公開日 : 20/03/27 更新日 : 22/08/09

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

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初れぽ
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♡mia7♡
パリパリの皮とふっくらしたお肉のコントラストが絶妙でした(*^^*)ほんのひと手間でこんなに美味しくなるなんて!