ブラッドオレンジコンフィ&ピールの画像

Description

10日間シロップを沸かすだけ。焦げの心配なし。果汁で鮮やかなクリムゾンレッドに染まったコンフィと朱色のピール。

材料 (完成量約600g分)

7個(1個90~100g)
下記の割合で水の75%量の砂糖が入ったシロップになる
砂糖
ゆでた皮の重量の80%
ゆでた皮の重量の113%
お好みで茹でこぼし時に追加
酒(値頃な物)
茹でこぼし1回に大さじ1

作り方

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    キッチンペーパーかグラシン紙で落し蓋を作る。今回は休ませている間もずっと被せるので紙製。

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    今回、コンフィ用は何もせずそのまま使う。気になるなら針で外皮にのみ穴を無数に開けるといいらしい。

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    ピール用は四等分に切る。外皮は取れにくいので丁寧に外す。スマイルカットは余計剥がしにくいが剥がした後は悪くない。

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    中身は濃厚でおいしいオレンジなので、そのまま食べるなり料理するなりお好みで。ちなみに香りはとても強い。

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    オレンジを鍋に移して、たっぷりの水でゆでる。この時、お好みで酒を入れると苦み抜きを助けるらしい。今回はホワイトリカー。

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    沸騰後、湯が黄色くなってきたらコンフィ用を出す。ピールは沸騰後2~3分程茹でたら茹でこぼし。

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    茹でこぼしは合計3~4回行う。ピールの端を食べて、舌がピリピリする感覚がほぼなく、後味にも残らなければ大丈夫。

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    コンフィ用は茹でこぼしが終わったら水にさらして、よく冷ましておく。そうしないと切りづらい。

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    ここで茹でたオレンジの合計量を計量。これを基に砂糖と水の重さを決める。

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    コンフィ用のスライス。今回は5mmの木の板をガイドに使ってスライス。皮に一回包丁の先を刺し、そこから切ると楽かも。

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    水と砂糖を鍋に入れて沸騰させる。

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    全てのオレンジを入れたら、紙で作った落し蓋をしてもう一度沸騰させる。沸騰後はすぐ火を止める。煮込まない。

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    この後は冷蔵庫で一晩寝かせる。自分は鍋のままだと邪魔なので、アルコールスプレーで消毒した清潔な保存容器に移した。

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    移す時は菜箸でオレンジを綺麗に並べてシロップを注ぎ、落し蓋も菜箸でつまんで一番上に載せて蓋を閉める。

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    翌日。シロップだけを鍋に移して沸騰させる。沸騰したら、オレンジも鍋に移してもう一度沸騰。これを10日間続けて煮詰める

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    保存容器にオレンジとシロップを戻して、また一番上に落し蓋を載せて蓋を閉める。この時、シロップをこすとより丁寧。

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    作業終了後、鍋から出す時はコンフィを汁ごとお玉ですくうと楽。写真はネーブル。

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    コンフィの芯が移動時に外れやすい。嫌ならシロップだけ煮てコンフィは鍋に入れない方が良さそう。方法は工程21参照。

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    3日目以降、15と16を繰り返す。10日目の作業が終わったら、シロップを煮詰める工程は終了。

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    今回、シロップの水位は10日目には1日目の半分程度になっている。参考に。

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    途中でシロップがさらさらし過ぎたと感じたら、シロップ単体で沸騰後30~1分煮詰める。すぐ焦げるので絶対に目を離さない。

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    シロップが少ないので、長期保存する時はシロップごとフリーザーバッグに入れて冷凍する。

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    用途は他のオレンジコンフィと同様。チョコをつけてもいいしケーキに載せてもいい。

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    ★余談 
    ブラッドオレンジの皮の色素は茹でると抜けるので、赤くしたいなら実がついてる輪切りや果汁がないとダメ。

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    今回のブラッドオレンジの皮は、ネーブルと比べると薄手でやや脆い印象。よりおすすめなのはコンフィ。ピールはネーブルに軍配。

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    皮の食感重視なら、別に下茹でしたネーブルの皮を一緒に漬けたら、色違いネーブルが作れるかもしれない。実際どうなるかは謎。

コツ・ポイント

生で食べてもおいしいので、全部コンフィよりは1~2個食べてその皮をピールにするのがお勧め。
時間に余裕があれば、下茹ではまず半量だけ茹でると加減を掴みやすい。
ちなみに、酒の力で抜ける苦みは色が付いた部分の苦み。白い部分は湯で抜けるそう。

このレシピの生い立ち

3月に入った頃、ブラッドオレンジが近所の大きなスーパーにたまたまあったので購入。ためしに作ってみた。
レシピID : 7773672 公開日 : 24/03/14 更新日 : 24/03/14

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