かきあえなますの画像

Description

精進料理で、昔から秋冬の法事に付き物です。大変手間のかかる物で自作で供されたらその手間を褒めちぎらなければなりません。そのため市販品に取って変わられつつありますが、無くしたくない味です。

材料 (15人前)

1袋(200グラム)
2節(350グラム)
剥き身60グラム
小10枚
100グラム
2本
玉麩
10グラム
大さじ4
砂糖
大さじ2
大さじ4
200cc
下味用砂糖
大さじ4
下味用酢
大さじ4
干ししいたけ用しょう油
大さじ1
干ししいたけ用砂糖
大さじ2
干ししいたけ用みりん
大さじ2分の1
きゅうり用塩
2つまみ

作り方

  1. 1

    写真

    干ししいたけを水で戻し、糸こんにゃくを切り下茹でします。干ししいたけを千切りに、にんじんを千六本に切ります。干ししいたけとほししいたけの戻し汁と糸こんにゃく、にんじん、しょう油、砂糖、みりんで煮て、水分を飛ばし煮詰め、冷まします。

  2. 2

    写真

    れんこんは皮を剥き薄切りにし、分量外の酢を入れたお湯で茹でます。ざるに取り下味用の酢と砂糖の合わせ酢の半分に漬けます。

  3. 3

    写真

    かきのもと(食用菊)の花びらをむしり、分量外の酢を入れたお湯で茹でます。ざるに取り下味用の合わせ酢の半分に漬けます。

  4. 4

    写真

    きゅうりは薄切りにし塩もみし、水分を絞ります。鍋でくるみと白ゴマを炒ります。

  5. 5

    写真

    すり鉢でくるみから擦ります。つぶれたら白ゴマ加え擦ります。キレイなペーストになったら砂糖と酢を入れ、擦ります。

  6. 6

    写真

    れんこん、かきのもと、きゅうり、干ししいたけと糸こんにゃくとにんじんの煮物、玉麩を混ぜます。味見して調節します。出来上がりです。

コツ・ポイント

名前のかきあえなますの語源は食用菊のかきのもとからです。合え衣のくるみと白ゴマですが、全部胡桃にした方がおいしいのですが予算が無かったので白ゴマとブレンドしました。すり鉢に混ぜる時、れんこんとかきのもとの下味用甘酢もあえて入れてください。材料が多いので一品を少なくしないとものすごい分量で出来上がりますので注意してください。

このレシピの生い立ち

一品ごとに味付けを変えた物をこれだけ沢山合わせるのはあまり無い物だと思います。それも酢の物で。昔は、くるみから炒ってほじって実を出していたからもっと大変でした。子供の時、冬の夜なべ仕事で手伝っていた時を思い出します。来年の父の13回忌のために思い出しながら作りました。つまり予行練習です。
レシピID : 294941 公開日 : 06/10/28 更新日 : 06/10/28

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

6 (5人)
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posseアッコ
4年ぶりの投稿です!毎年作っています。今年も作れて良かった(´;ω;`)本当に美味しいです。
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posseアッコ
このレシピが一番美味しい(涙)これからも、ずっと作り続けます。

つくれぽありがとうございます、お口に合った様で安心しました。

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サザンラブ
お陰様で、面倒なかきあえなますを失敗せずに、美味しく頂けました♡

つくれぽありがとうございます、とても綺麗で羨ましいです。

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京兵衛
父の法事で作りましたがとても美味しかったです。感謝(^-^)/

つくれぽありがとうございます、綺麗に出来て本当嬉しいですね。