柿と濁り酒のふわっふわロールケーキ

柿と濁り酒のふわっふわロールケーキの画像

Description

すだちを絞って食べる新感覚の柿ロール。熟柿で使った柿ジャムと濁り酒を随所に用いて秋の逸品ロールを作りました。

材料 (27×20㎝バット)

2019年9月にレシピを一部改訂
このロールでは熟柿を3個、好みの固さの柿2個、合わせて5個の柿を使って作ります
<柿のやわらかジャム>
①上白糖またはグラニュー糖
75g
①レモン汁
大さじ1+小さじ1
絞り後の皮全部
<蜂蜜バター濁り酒ボウル>
②蜂蜜
10g
②バター
10g
②濁り酒
20g
<薄力粉ボウル>
<卵白ボウル>
120g
④グラニュー糖(卵白用)
45g
<卵黄ボウル>
65g
⑤グラニュー糖(卵黄用)
30g
⑤バニラオイル
10滴
<スポンジシロップ>
⑥濁り酒
大さじ2
<濁り酒クリーム>
⑦純生クリーム47%
200ml
⑦グラニュー糖(クリーム用)
40g
⑦濁り酒
50cc
<ロールのなかに詰めるもの>
①で作った柿ジャム
作った半量
<仕上げに>
①で作った柿ジャムの余り
全て
⑦で作った濁り酒クリームの余り
全て
⑧柿(お好みの固さの柿)
2個
⑧粉糖
10g
⑧すだち
1/2個×6=3個
⑧柿のヘタ
任意

作り方

  1. 1

    写真

    まず熟した柿3個を使って柿のやわらかジャムを作っておく。(緑のヘタはデコで使用するので捨てずに取っておく)

  2. 2

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    柿をよく洗ったあと、手でぎゅっと握ってつぶし、皮を除いて鍋に入れる(完熟しているのでこれが一番やりやすい)

  3. 3

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    そこに上白糖またはグラニュー糖75g、レモン汁大さじ1、余ったレモン皮を加えて中火にかける

  4. 4

    写真

    ゴムべらでほどよくかきまぜながら粘りが出たら弱火にし、ゴムべらで底が見えるようになったら火を止める(加熱目安10分)

  5. 5

    写真

    器に入れてたら粗熱を取ったら、再びレモン絞り汁を小さじ1加えて練っておく。

  6. 6

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    ここからはスポンジづくり。蜂蜜10g、バター10g、濁り酒20gをレンジで30秒加熱し、バターを溶かしておく

  7. 7

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    薄力粉35g、上新粉15gの計50gをよく混ぜ、ふるっておく

  8. 8

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    卵白120gに、グラニュー糖45gを3回に分けて入れ、ツノが立つまでメレンゲしておく。高速回転7分後、低速1分~1分半

  9. 9

    このあたりで、オーブン180℃14分の余熱をスタートさせておく

  10. 10

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    卵黄65gにグラニュー糖30g、バニラオイル10滴を湯せんをしながら、

  11. 11

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    白くまったりするまで高速回転7分以上泡立てたあと、低速1分

  12. 12

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    ここに<8>の卵白メレンゲボウルの1/3を入れて、さっくりと混ぜたあと、

  13. 13

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    <7>の薄力粉ボウルの粉を再度ふるい器で入れながら、ムラがなくなるまで、さっくりと混ぜる

  14. 14

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    次に<8>の卵白メレンゲボウルの残り全部を入れ、こちらもムラがないように、さっくりと混ぜる

  15. 15

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    このボウルから少量を取り、<6>の<蜂蜜バター濁り酒ボウル>に入れて馴染ませたら、

  16. 16

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    今度は元のボウルに再び戻し、さっくりと全体をまぜる

  17. 17

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    クッキングシートを敷いた天板に

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    生地をそっと流し込んで表面をならし、少し高い位置から落として大粒気泡をとりのぞき、オーブン180度14分焼く

  19. 19

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    焼きあがったら、縮をふせぐために高いところから落とし、

  20. 20

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    ラップを表面に覆って粗熱をとり、冷蔵庫で1時間以上冷やしておく

  21. 21

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    濁り酒50ccにグラニュー糖40gを溶かしたものを

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    純生47%クリーム200mlと合わせて全体を均一化させたら、氷のはった二重ボウルの中に入れ、

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    一気に9分立てまでホイップすれば濁り酒クリームの出来上がり

  24. 24

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    <5>で作った柿のやわらかジャムの二つを使ってロールを巻いていく

  25. 25

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    スポンジを冷蔵庫から取り出し表面の焦げをデザートナイフや指先を使ってはがしたあと、クッキングペーパーを下に敷き、

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    スポンジの焦げをはがした面を上に置いて両端を斜めに切り落とす。シロップ替わりに濁り酒大さじ2をハケで叩くようにぬっていく

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    濁り酒クリームシャンティを7㎜程度の薄さで全体に塗り広げたら、

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    そこに<5>で作ったおよそ半量の柿ジャムを手前2/3に置いて広げる(余った柿ジャムはデコに使うのでとっておく)

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    再び濁り酒クリームシャンティを巻き込める量分のせる(余ったクリームはデコに使うのでとっておく)

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    あとはくるりんぱで巻いて両端を輪ゴムでしばったあと、全体をラップで覆い、一晩ねかして安定させる

  31. 31

    ここからは翌日の作業

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    お好きな固さの種なし柿2個をトッピング用に好みの形にカットしていく。このときのヘタも捨てずにとっておく

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    ロールを取出し両端を切り落とすと柿ジャムがリボン状になっている。これを火であぶった包丁で6等分する。

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    これをお皿に倒し、

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    余っている濁り酒クリームシャンティの6等分した分量を盛り、

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    その上に、同じく余っている柿ジャムの6等分の分量を乗せたあと、

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    カットした柿を並べる。このままだと柿の甘さがぼやけるため、トッピング柿の上から粉糖を茶こしでふりかける

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    そこに〝すだち”の1/2個分の絞り汁をかけて酸味と香りを加える。(添えて出しても良い)仕上げに柿のヘタを乗せれば上がり

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    柿ジャムがクリームと混ざり、何ともまろやかな口あたり。もったりした甘さを〝すだち”の酸味が引き締めています。

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    要所要所で用いた濁り酒でほんのりと加わった苦みが、柿の旨みを引出してます。

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    スポンジに濁り酒を入れた事で驚くほどキメ細やかなふわふわスポンジ。

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    秋の果物ケーキ。いつものお味に飽きたらぜひ!

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    市販のアイスを用いてシャリシャリ梨のコンポートを乗せたロールケーキはこちらです。
    レシピID : 4713116

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    秋の実りの栗の渋皮煮のチョコマロンのロールケーキもございます
    レシピID : 4720801

コツ・ポイント

1.トッピングの柿は少し柔らかめのほうがケーキとなじむと思います。
2.濁り酒は濃度の濃いもったりしたものをお使いください。(菊水酒造の『五郎八』推奨)
3.〝すだち”の絞り汁は出来ればご使用ください。

このレシピの生い立ち

37種目は『柿』。当初はコンポートで作ってみようと試みましたが納得のいく出来ではなかったため、素材を柔らかい柿ジャムに変更し、随所で和のテイストである『濁り酒』を用いて仕上げたところ、とってもキメ細やかなスポンジケーキになりました。
レシピID : 4756782 公開日 : 17/10/15 更新日 : 19/09/29

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