甘夏オレンジゆず文旦など柑橘マーマレード

包丁で、皮の黒いところや傷を削る。
4等分に切れ目を入れて皮をむく。

大さじで、皮の内側の白いわた（苦味のもと）をそぎ取る。
水でふやかしながらそぐとよい。

包丁で、果肉の白いわた（苦味のもと）と筋をそぎ取る。
筋は仕上がり時に残るので丁寧に。
縦に割って中心部も同じく。

水にさらし、時々水を替えて一晩置く。
（苦味抜き）

包丁で横に切り、種を出す。
ボウルに果肉と果汁を、お茶パックに種を入れる。

鍋に、皮とたっぷりの水を入れて茹でる。
湯が沸いたら差し水を入れる。

ざるにあけ、水につけて軽くもみ洗いする。
軽く水気を絞る。
（苦味抜き）

皮の重さを量り、次に砂糖を量る。
長期保存する場合は、わた抜皮と同重量～8割に。
低糖にする場合は6割にする。

鍋に、皮と果肉、種が入ったお茶パックを入れ、ひたひたより少なめに水を入れる。（種のペクチンを利用する。）

砂糖の全量の1/3を加え、中～弱火で10分煮る。（一度に全量だと皮が硬くなる。）
焦げないように時々ヘラで混ぜる。

二度目の砂糖を加え、さらに10分煮る。

三度目の砂糖を加え、さらに10分煮る。

緩すぎる場合、また果肉の袋や皮の食感を柔らかくしたい場合は、さらに煮詰める。
水が少なければ足す。

鍋に、保存瓶と小さじ、トングを入れ、瓶が隠れるくらいの水を張る。
90℃以上の温度で5分以上煮沸する。

瓶の蓋は、パッキン部分の劣化を防ぐため、80℃くらいで煮沸時間を3分ほどにする。

長期保存の場合：マーマレードが温かく柔らかいうちに、小さじで瓶に詰める。
口についたらキッチンペーパーで拭き取る。

蓋を軽く乗せ、鍋に並べて7～8分目まで湯を張る。
15分煮沸する。

トングとオーブンミトンで、倒れないように瓶を取り出し、蓋を閉める。
瓶を逆さまにして冷ます。
（蓋の消毒になる。）

蓋を閉め、瓶を逆さまにして冷ます。
（蓋の消毒になる。）

高糖度なら、脱気殺菌で1年ほど保存できる。
開封後は10℃以下で要冷蔵。早めに食べる。
蓋が開かないときは温めるとよい。