中種入りシュトーレンの画像

Description

スパイスなしのさっくりシュトーレン。ラム酒漬けのドライフルーツたっぷり。手作りマジパンも入ったリッチな味わい。

材料 (2本分)

中種
50g
50g
80ml
砂糖
6g(小さじ2)
生地本体
75g
75g
10ml
1個
3g
砂糖
34g
具材 ※合計200g程度で好みの物
オレンジピール
65g
レモンピール
20g
ラム酒
40ml
仕上げ
溶かしバター
30g
50g

作り方

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    【具の準備】
    ドライフルーツは湯にさっと通して水気を切り、ラム酒に漬ける。最低一晩。1週間以上漬ける時は酒をひたひたに。

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    中身のドライフルーツの種類や比率はお好みで。ナッツが好きならナッツも入れる。

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    【マジパン作り】
    手作りの場合、アーモンドパウダー20g、砂糖10g、牛乳小さじ1を混ぜてまとめる。

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    ローマジパンなので、配合はアーモンドパウダー:砂糖=2:1。牛乳はつなぎ。大抵は卵白だが、用意が面倒なので牛乳。

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    【中種作り】
    粉類とドライイーストに、人肌に温めた牛乳を注いでよく混ぜる。

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    オーブンの発酵機能で30度30分。生地が一回り大きくなるまで。発酵が終わる頃に、生地本体の牛乳と卵を混ぜて人肌に温める。

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    【生地本体作り】
    アーモンドパウダーを含む粉類と砂糖と塩に、牛乳と卵を混ぜる。中種もちぎって入れ、まとまるまで捏ねる。

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    まとまったら、マジパンとバターを入れてさらに捏ねる。べたべただが、捏ねているうちに馴染む。疲れたら休憩も可。

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    生地が滑らかになったら、平たく広げて1/3の量の具材を乗せる。具材を中に隠すように生地を折りたたみ、具を混ぜていく。

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    同じ作業をさらに2回繰り返し、全ての具材を生地に混ぜ込む。混ざったら生地を丸くまとめる。

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    具の混ぜ方は、具を生地の上に載せた後、生地を切って重ねる→生地を丸めるというやり方でもOK。

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    一次発酵はオーブンの発酵機能で30度30分。生地が一回り大きくなる程度。

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    2個に生地を分割して丸める。ベンチタイム20分。

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    麺棒で縦を20cm程度に伸ばす。真ん中を麺棒で押して、少し薄くする。二つ折りにする。

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    生地を二つに折って天板に載せる。二次発酵はオーブンの発酵機能で30~35度30分。生地が少し膨らみ1.5倍になるまで。

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    180度で予熱したオーブンで25〜30分焼く。焼き色は濃いめ。焼いている間にバターを湯煎して溶かしバターにする。

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    湯煎で溶かすのを忘れた場合は、切ったバターを陶器に入れ、その状態で庫内に置いて溶かす。

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    陶器にする理由は、耐熱プラスチックでは耐久性が心もとない事、金属もバターが冷めた場合にレンジで再加熱出来ない事のため。

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    焼き上がったシュトーレンに、刷毛でまんべんなく溶かしバターを塗る。塊のバターをこすりつける方法もあるが、時間がかかる。

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    粗熱が取れるまで網の上で冷ましておく。冷める前に粉砂糖をかけると溶ける。

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    粉砂糖は溶けても冷めた後にまたかければいいので、分量より余裕もって用意できるならかけていい。これもおいしい。

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    シュトーレンを側面まで包める位にラップを広げ、生地より一回り大きい広さに茶こしで粉砂糖を敷き詰める。分厚く敷いていい。

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    敷き詰めた粉砂糖の上にシュトーレンを置き、ラップで側面を包むように持ち上げると、振りかけづらい部分にも粉砂糖がつく。

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    持ち上げたラップを降ろす。全体が真っ白になるまで、たっぷり粉砂糖を振りかける。

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    ラップでぴったりと全体を包んで、冷暗所で保存する。冬場なら暖房なしの室内。

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    翌日以降、分量外の粉砂糖を2本分で30g程度振るとさらに真っ白で綺麗になる。それ以降も、砂糖が溶けた部分に追加していい。

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    切る時は真ん中で切る。保存する時に切れ目同士をくっつけ、傷みにくくするため。一切れの厚みは1cm程度に薄くする。

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    焼いてから数日~一週間寝かせるとよりおいしい。外側の砂糖が苦手なら、食べる時に払う。

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    余談。そのまま食べたら苦い自家製オレンジピール(酒につけた段階でも苦い)を入れても、焼き上がると苦く感じない。

コツ・ポイント

バターを入れると生地が猛烈にべたつくので、2~3回に分けて入れるのもいいかも知れない。
粉砂糖は保存用なので、溶けるタイプが必要。泣かない粉砂糖を使いたいなら2日目の分で。
ちなみにマジパンの食感は残らない。

このレシピの生い立ち

以前食べておいしかったので、作ってみたかったシュトーレン。本のレシピなどを元に、自分好みのレシピを作成。中種はふわふわになったらいいなと思ったから入れた。
20/11/17 材料欄の砂糖にあった注釈を削除。
レシピID : 5459109 公開日 : 19/11/26 更新日 : 23/12/07

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