簡単!マンゴーとレモンのチーズケーキ

簡単!マンゴーとレモンのチーズケーキの画像

Description

伝統菓子をモードに食らう②
フロマージュブラン

材料 (直径15cmのセルクル1個)

プラリネ アマンド
グラニュー糖
9g
3g
パータ ジェノワーズ オ プラリネアマンド
2個分
グラニュー糖
80g
50g
プラリネ アマンド
20g
シロップ
10g
グラニュー糖
13g
リモンチェッロ
13g
レモンのコンフィチュール
1個
砂糖
果肉と同じ重さ
果肉の2倍の重さ
ひとつまみ
クリーム
グラニュー糖
60g
フロマージュ ブラン
90g
仕上げ
適量(2/3個ほど)

作り方

  1. 1

    もともとフロマージュ・ブランはガストン・ルノートルというパティシエのレシピ。ここでは夏風にしてみた(生い立ち参照)

  2. 2

    写真

    プラリネアマンドを作る。砂糖、水を小鍋に入れ、沸騰したら、アーモンドを入れる。弱火にして側につき15分ほど芯まで火を通す

  3. 3

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    弱火がコツだと思います。

  4. 4

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    これは若干こげ気味ですが笑、粉砕して生地にいれるので、逆にこれぐらいのほうが、香りが引き立つかも

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    写真

    フードプロセッサーで粉砕

  6. 6

    写真

    パータ・ジェノワーズの薄力粉と合わせておく。

  7. 7

    写真

    ジェノワーズをつくる。180度で予熱開始

  8. 8

    写真

    全卵、砂糖を混ぜて湯煎にかける。あまりこの状態でミキサーを回さないこと。(コシが切れすぎてへこむ。川北p50)

  9. 9

    写真

    36度程度になったら湯煎からおろし、最高速で撹拌。今度は湯煎でバターを温めておく。

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    写真

    リボン状になればオッケー!ミキサーの羽根から落ちないまでやるとも言われるが、あまり回すと、目が詰まった感じになる。

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    ボールに、バターを60度程度に溶かし、生地の一部を入れ、泡だて器で混ぜる。
    混ざったら、それを生地に加える。

  12. 12

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    粉をふるって加える。通

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    通常とバターと粉の順番が逆だが、最初に薄力粉をまぜると、結果多く混ぜることになり、グルテンが余計に生まれ、硬くなる

  14. 14

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    型に入れ、180度で25分程度、途中焼き色がつきすぎてたら、170度に下げるなど、ご配慮おねがいします。

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    この生地は若干へこみます!
    原因は薄力粉がすくないから。高さが高い生地の場合、ある程度の薄力粉がないと重みを支えきれない

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    そのため、理想は、カードルや天板に薄く広げた状態で焼き、型で抜く。
    そうすれば凹まず柔らかいスポンジが作れるのである。

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    レモンのコンフィチュールをつくる。レモンの皮をみじん切りにし、沸騰した水に加え、再び沸騰したらざるに入れる。

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    沸騰させるのは、ワックスの除去と味浸透のため(辻p163)
    皮の白い部分を除くと、よどみのないストレートな甘さになるかと

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    果肉(薄皮のままでよい)を取り出し重さを測り分量を算出する(材料参照)
    鍋の水に果肉を入れ、ゆでる。

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    果肉をヘラで潰し、煮詰まってきたらざるで漉し、漉した汁にレモンの皮を加え、弱火で煮る。爪で皮を切れるまで煮る

  21. 21

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    砂糖を3回程度に分けて加える

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    最後にペクチンをひとつまみ入れ完成

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    シロップの材料を混ぜ、シロップをつくる。スポンジを2枚にスライスし、相当とも焼き面ではない方にアンビベする。

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    レモンのコンフィチュールを下になるスポンジの断面のやや内側に塗る。

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    クリームを作る。フロマージュブランと砂糖を合わせ、よく混ぜで、生クリームを加える

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    ハンドミキサーで低速で回し、七分もしくわ八分立てにする

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    皆さんお得意のナッペをする。
    レモンジャムを塗ったうえからたっぷりクリームをぬり、上にスポンジを重ねる。

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    写真

    ナッペは苦手なので、ここではあえて不鮮明な画像を載せている。(笑)

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    写真

    マンゴーは真ん中に種があるので、それを見越して三等分し、さらに残りも種を見越して三等分する

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    このように四角くきる

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    サントノレ口金で絞り、マンゴーをこのように並べて、上にアプリコット(杏)のジャムをのばし、完成

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    要約引用
    川北・・・川北末一 「プロのためのわかりやすいフランス菓子」

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    辻・・・エコール 辻 東京 「良くわかるお菓子作りの基礎の基礎」

コツ・ポイント

アーモンドプードルの代わりにプラリネを用いるのは我流です。圧倒的な香ばしさを誇る、パータ ジェノワーズ オ プラリネアマンドを召し上がれ

このレシピの生い立ち

ベースは河田勝彦「古くて新しいフランス菓子」p92。本家はいちご、グロゼイユを用いている。
ガストンはケーキの軽さを追求していたということで、私も追求してみた。
ID:2734556で使ったフロマージュブランが余ってたので思いたちました。
レシピID : 2751736 公開日 : 14/08/16 更新日 : 14/10/07

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