ホロホロ鳥のほろほろ参鶏湯＊

お米は軽く研いで、参鶏湯を作る前日の夜から分量外の水に浸しておきます。

このお米は、当日使う直前に笊に空け、乾燥しない程度に軽く水気を切っておきます。

《漢方セット》

今回は100g入りの漢方セットですが、小袋なら２袋、逆に小振りな若鶏ならこれ１袋で２羽ＯＫ！この漢方セットを笊に空け…

流水で軽く流して細かなゴミや汚れを取除きます。傷んだ部分や枯れた根等も手で取除きます。

この漢方食材を大きめのお鍋に移し、３ℓの水を加え強火にかけます。沸騰したら中火に落し、１時間以上煮込みます。

縛ってある糸、羽根や毛の取り残し、内壁に残った内蔵等を取除き、冷水で表面も内側も綺麗に洗い流します。

水気を切り、背を上にして置きます。首の部分を背に向かって折り、楊枝で固定。

ひっくり返して、今度はお腹を上にして置きます。

開口部の皮の形状に合わせて皮を閉じ、楊枝で縫うように留めます。さらに凧糸で縛り補強したり、お好みで脚を固定したりしても。

お腹を上にして、これを大きめのココットに入れます。

続いては香味野菜、ナッツ、そして香辛料です。塩・胡椒の分量はかなり控え目なので、お好みで増量して下さい。

玉ねぎは皮を剥き、根と上部を切り落とします。ばらばらになるのを防ぐため、下部の接合部分は残したままにしておきます。

⑭のココットにこれら香味野菜とナッツ、香辛料を投入。香辛料は、灰汁を取る際に一緒に取れるのが気になる方は後で加えても。

⑦を２時間煮た状態のスープです。湯気で見えにくいですが、透き通った琥珀色の綺麗なスープ。いい香りです。

スープはひたひたになるまでたっぷり入れて下さい。ナッツやドライフルーツはお好みでお米と一緒にホロホロ鳥の中に入れても。

蓋をして強火で熱し、煮立ったら弱火〜中火に落して２〜３時間以上煮ます。その間時々蓋を開けて、灰汁を取除いて下さい。

残ったスープは別の鍋に取っておきます。灰汁を取る際にスープの量を確認し、必要に応じてココットに足して下さい。

クコの実は火が通りやすいので、他の食材に火が通ってから加えます。ナツメは他の漢方食材と一緒に⑦の時点から煮ています。

完成です☆クコの実を加えてから約１時間、㉑の状態からだと約３時間煮ました。スープを煮出した時間も加えたら計約６時間加熱！

切っておいたポロネギのみじん切りを薬味として。薄味に仕上げてあるので、キムチ類や韓国海苔を添えてどうぞ。