完成版■ゴロゴロベーコンのフランスパン

完成版■ゴロゴロベーコンのフランスパン の画像

Description

ついに完成!ダイス状のベーコンをゴロゴロ押し込んだ、セミハードタイプのフランスパン♪全粒粉の風味がベーコンに合うっ★

材料 (5個分)

30g
5g(2%)
砂糖
5g(2%)
2.5g(1%)
5g(2%)
フィリング
50g(@10g)
 ブラックペッパー
少々
トッピング
 バジルソース
大さじ1
 オリーブオイル
大さじ1

作り方

  1. 1

    ※丁寧に説明しているのでとても長いです。慣れた方は「要約」だけで。そうでない方は「6」よりお読み下さい。

  2. 2

    ■工程の要約■
    ○こね 4分→バター入れ→5分
    ○一次発酵 65分2.5倍→丸め直し30分2.5倍
    ○分割 5分割

  3. 3

    ○ベンチ 20分
    ○成形 フィリング入り丸型
    ○二次発酵 オーブン35度10分+室内15分

  4. 4

    ○焼成 予熱250度 220度に下げ15~17分/蒸気焼成

    ※発酵時間は室温31度でのデータ
    ■要約おわり■

  5. 5

    HBでこねだけする場合■
    バター以外をセットして2分こね→2分休ませ→バター入れて3分こね。
    一次発酵に進んで下さい。

  6. 6

    写真

    ベーコンは1cm角のサイコロ状に切ります。

  7. 7

    写真

    ベーコンとチーズは5分割して、冷蔵庫へ。
    成形時モタつかないように、前準備しておきます。

  8. 8

    写真

    ●手ごね●
    準強力粉と全粒粉は合わせて、軽くふるっておきます。(準強力粉は固まりやすいため)

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    写真

    粉で山を作り中央をくぼませ、そこに砂糖とイーストを入れます。塩はわきに離して入れます。

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    写真

    水を1/3ほど窪みに注ぎ入れ、ヘラなどで粉を少しずつ崩しながらグルグル混ぜ、イーストの沼を作ります。

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    写真

    イーストが水となじんだら、残りの水を入れ大きく混ぜ、ヘラで一塊りにします。水は加減しながら入れて下さい。

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    室温や粉の種類によっても水分量は変わります。写真のように多少粉っぽさが残るくらいでOKです。

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    写真

    ボウル内でしばらくこねます。押しつける→引き剥がす→叩きつけるの繰り返しで。ボウルに付かなくなって来たら台に出します。

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    写真

    台に出して4分ほどこねます。捏ね方は、体重をかけて押しつけるように伸ばし…

  15. 15

    写真

    向こうから手前へ、2つに折りたたみ…

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    写真

    右端(または左端)を持って叩きつけます。これで生地が90度回転します。この繰り返し。

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    ※伸ばす時は決して無理に引き延ばさないで下さい。グルテンがブチ切れてしまうので。

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    写真

    だんだんと手離れの良い生地になってきます。生地の伸展はこの程度。薄い膜になる前に切れます。ハード系なのでこの程度でOK

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    写真

    生地を2分程度休ませます。乾かないように切り開いたポリ袋などで包んで、夏場は冷蔵庫に入れて。

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    ※休ませてグルテンを安定させます。手離れが良くなりますので、生地がべたつく時も、少し休ませると良いです。

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    ※また生地のこね上げ温度は24度がベストだと言います。夏場は生地温度が上がりがちなので、冷蔵庫で休ませます。

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    休ませたら、バターを混ぜます。写真のように指でバターを塗りつけて、畳んでは伸ばしを繰り返し、5分程度こねます。

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    写真

    最初は層になって分離した感じですが、大丈夫。かまわず捏ね続けて下さい。(バターの多い生地だともっとグチャグチャになります

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    写真

    だんだん艶やかな伸びの良い生地になってきます。伸ばすと指が透けそうなところで切れる。この程度でOKです。

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    写真

    ●一次発酵●
    綺麗な面を表に出して丸めます。(綺麗な面を作るのがコツです。ここで作った面がパンの顔になりますので)

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    写真

    ボールにラップでもOKですが、私はこんな容器を使います。容器にはショートニング(バターで代用可)を薄く塗布しておきます。

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    生地のお尻を下にして入れ、表面を軽く押して容器に添わせます。現在の生地の位置にゴムで印をすれば、発酵倍率が一目瞭然です。

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    2.5倍になるまで発酵させます。(室温31度で65分)

    2.5倍になったら打ち粉した台に出し、優しく丸め直し→

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    (これでガス抜きになります)、容器に戻し、再び2.5倍になるまで発酵させます。(室温31度30分)

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    写真

    ※最初の位置から2.5倍です。ゴムを動かしてしまわないよう注意して下さい。

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    写真

    ●分割●
    打ち粉した台に出し、5分割します。ここではなるべくガスを抜かないように。スケッパーで潔く切ると良いです。

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    めんどうでも、秤を使って分割すると、出来上がりが揃って綺麗です。
    この時は生地の総重量418g 1つ83g

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    写真

    ベンチタイム
    優しく丸め直し閉じ目を下にして、固く絞った布巾をかけ、ベンチタイム20分。

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    写真

    ベンチタイムの間に、フィリングを冷蔵庫から出して室温に戻しておきます。ブラックペッパーやバジルソースも用意しておきます。

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    写真

    天板も用意しましょう。私は天板にこんな網を乗せ、その上にクッキングペーパーを敷いて成形した生地を乗せます。

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    ※網を使うのは、二次発酵の途中で天板も予熱するので、一旦生地を取り出す必要があり、その時に便利だからです。

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    写真

    ●成形●
    生地を引っくり返して(閉じ目を上にして)台に置き…
    (ベタつくようなら打ち粉して下さい)

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    写真

    手のひらでパンパン叩いて(ガス抜き)平たく伸ばします。中央は厚めに、縁に行くほど薄くします。

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    写真

    ブラックペッパーを振り、ベーコンとチーズを乗せ…

  40. 40

    写真

    両手で包み込むようにします。(写真は撮影のためにやむなく片手…助手が欲しい(^_^;)

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    写真

    はみ出た具材は押し込みながら、肉まんを包む時の要領で包み、終わりをしっかり閉じます。

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    写真

    片手で包んで台の上を移動させるようにして、表面を張らせます。(このやり方はちょっと説明し辛い)

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    出来なければお尻をつまむ方法でも良い。
    ※表面を張らせることで、腰高なパンになりますが、張らせすぎも良くないので注意。

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    写真

    綺麗に丸めて天板に並べます。
    ※写真は表面を張らせすぎたので、具材が浮き出て見えちゃってます。悪い例(^_^;)

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    ●二次発酵●
    オーブンの発酵機能35度で10分発酵。天板から網ごと取り出し室温で2倍になるまで発酵(室温31度で15分)

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    写真

    ※オーブンで発酵させてる間に、蒸気焼成の準備をします。私は金属のトレーに小石を入れたものを使います。

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    熱湯を120ml用意します。(冷めないよう魔法瓶に入れておく)
    焼成時に熱した小石に湯を注ぎ、蒸気を発生させるわけです

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    ※蒸気焼成 庫内に蒸気を発生させて焼成する方法です。釜伸びの良いパンが焼けます。ハード系のパンを焼くのに有効です。

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    スチーム機能の付いたオーブンなら、それを使うと良いのかと…(持ってないので良くわかりません)

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    ※オーブン発酵が終わったらすぐに、天板を2枚ともオーブンに入れ、下段に小石を入れたトレーも入れ、250度に予熱開始します

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    ※室内発酵のさいは、乾燥注意。(乾いているようなら軽く霧を吹いて)
    私はポリ袋を切り開いたもので覆っています。

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    写真

    発酵終了後。このくらいの大きさ。ボコボコしてるのは44に書いた理由によるもので、悪い例。もっとつるんとしてて欲しい。

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    クープ入れ●
    濡らしたハサミを直角に立てて、パチンと切ります。思い切りよく行きましょう♪

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    写真

    こんな状態になったら、今度は左右別々に十字になるように切ります。

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    写真

    こんな感じになります。
    続いて、切り込みにバジルソースをたらします。ソースが固ければ、オイルで伸ばして使います。

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    ●焼成●
    表面にたっぷり目に霧吹きをして、予熱終了した庫内(上段)に網ごと入れます。

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    下段の小石に熱湯を注ぎ、素早くドアを閉めます。(庫内の温度が下がらないよう、ドアの開け閉めは素早くやって下さい)

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    温度を220度に下げ、15~20分焼成します。時間は焼き具合を見て加減して下さい。(この日は17分でした)

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    ※網を使えば、天板を出さずに、生地を素早く天板の上に入れる事ができるので、庫内の温度低下を最小限にできます。

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    ※小石に熱湯を注ぐと、盛大にお湯がハネますので、くれぐれもご注意ください。

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    写真

    こんがり焼けました♪

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    写真

    裏にもこの程度焼き色が付けば大丈夫です。

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    写真

    アップ。
    バジルソースが焦げ気味なのが気になりますが、腰高に焼きあがりました。とろけたチーズが美味しそう♥

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    ■余談■
    発酵容器とか小石とか網とか…いろいろ私流を書きましたが、もちろんこれでないと出来ないというワケではありません。

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    色々な方のレシピを参考に、あなたのやりやすい方法を見つけて下さい。

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    ベーコンは自家製のものを使用してます。作り方はとっても簡単♪塩やスパイスをまぶした豚バラを、1週間ほど冷蔵庫で寝かせ

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    1時間ほど水に漬け、塩抜きしてから、水を良く拭き取って燻製するだけです。

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    燻製は、みぃぱんさんの「簡単すぎる!!燻製たち(鶏肉)」レシピID :910162
    の方法を使えばとても簡単にできます♪

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    ベーコンに限らず、自家製の燻製は、とってもうんまいですっ!ぜひお試しを♥

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    網は100均で入手したものを、天板に合わせてカットしてます。小石は海岸で拾いました(笑)

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    本当は書きたい事がまだまだあるのですが、いい加減にしろと言われそうなので、いい加減にします(笑)

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    写真

    ※12/09/14 トップ写真入れ替えました。前のは成形に不満の残る出来上がりだったので。

コツ・ポイント

・一次発酵は低い温度で長めに、二次発酵は35度~40度くらいで生地温度を体温より高めに上げてやり、焼成は高温で蒸気焼成。
・発酵時間は季節により調整してネ。
・長々と、すみませんm(__)m

このレシピの生い立ち

パン屋で良く買ってたベーコンフランスに匹敵するものを自作したくて、試行錯誤して完成した自信作です。砂糖とバターをほんの少し入れたのがミソで、全くハードなパンより、ベーコンにマッチする生地となってます。全粒粉の風味もベーコンと良く合います♪
レシピID : 1913290 公開日 : 12/08/13 更新日 : 14/04/13

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

6 (6人)
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lifeislife
オーブンの温度上限が200℃だったので、柔らかいパンになりました

お試しありがとう♪ソフトフランス風でまた美味しいと思います♡

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ひれまま
柿酵母ちゃんで♪お友達とのランチで頂きました!全粒粉入りで美味~

パン焼きランチに使ってくれてありがとう^_^柿酵母いいね♡

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しししむむむ
工程参考にしました~。ベーコンとチーズ入れて美味しかったです☆

お役に立てて光栄です^_^ベーコンチーズは鉄板ですよネ♡

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KJママ
ゴロチ焼けました~!(*≧∀≦*)夜中だけど…食べちゃお!

’ゴロチ’っていいねー(笑)れぽ感謝!メタボ注意報発令☆