ビーツと水切りヨーグルトのサラダ
日本でも「食べる血液」と呼ばれ、注目されつつある野菜ビーツ、中東や南インドにはビーツの鮮やかなルビー色を活かした料理が沢山ある。しかし、生で食べるには苦味や土の味が強すぎる。そのため西洋では水煮にするが、中東ではオーブンで焼くことが多い。丸焼きにすれば、旨味が逃げることなく、中にしっかり凝縮される。
プロフィール
サラーム海上
音楽評論家／ラジオDJ／中東料理研究家
中東やインドを定期的に旅し、現地の音楽と料理シーンをフィールドワークし続けている。原稿執筆のほか、ラジオやクラブのDJ、オープンカレッジや大学の講義、中東料理イベント「出張メイハネ」などで活躍。英語、フランス語、ヒンディー語で各国を取材し、肌で感じた現地の今を伝え続ける姿勢が人気の秘密。
著書に『MEYHANE TABLE 家メイハネで中東料理パーティー』（LD&K）、『イスタンブルで朝食を』（双葉社）、『21世紀中東音楽ジャーナル』（アルテスパブリッシング）ほか。NHK-FM『音楽遊覧飛行エキゾチッククルーズ』、J-WAVE『ORIENTAL MUSIC SHOW』のDJを担当。
http://www.chez-salam.com/
