独り占めメロンケーキ ♕ Delux

蜂蜜5g、バター10g、牛乳5gを容器に入れ、レンジで40秒加熱してバターを溶かしておく

薄力粉40g、上新粉10gの計50gをよく混ぜ、ふるっておく

卵白120ｇにグラニュー糖45ｇを3回に分けて入れ、ツノが立つまでメレンゲしておく。高速回転7分後、低速1分～1分半

卵黄65ｇにグラニュー糖30ｇとバニラオイル10滴を加え、湯せんしながら泡立てる

この卵黄ボウルは白くまったりするまで高速回転7分泡立てたあと、低速1分

ここに＜３＞の卵白メレンゲボウルの１/３を入れて、さっくりと混ぜたあと、

次に＜３＞の卵白メレンゲボウルの残り全部を加え、こちらもムラがなくなるまで、さっくりと混ぜる

ボウルから少量を取り、＜１＞の蜂蜜バター牛乳ボウルに入れて馴染ませたあと、

元のボウルに再び戻し、さっくりと全体をまぜる

バットに生地を上からそっと流し込んで表面をならし、少し高い位置から落として大粒気泡をとりのぞく

焼きあがったら、縮みをふせぐために高いところから落とし、

ラップを表面に覆って粗熱が取れるまで放置、その後1時間以上冷蔵庫で冷やしておく

カットした面から、中央の種部分を取り除いたあと、軽量スプーンの小サイズを使って、丸く切り抜く

小サイズのメロンでここまでくり抜けました。円形でくり抜けなかった部分も活用します。

メロン本体を容器にする為、凸凹がないよう、くり抜いた後は大きく丸いスプーンを使って、中の果実をぐるりと回しながら取り出す

耐熱容器に水70mlに粉ゼラチン5gをふやかしたあと、グラニュー糖15gを入れて湯煎でゼラチンが完全に溶けるまで混ぜる

溶けたら湯煎から取出し、ブランデー大さじ1を加えて良く混ぜる。これが今回の接着ゼリー液になる

2つのメロン本体に接着ゼリー液を入れてぐるりとコーティングさせたあと、

ちなみに、これが冷やしたメロン内部の状態。底の照りは果汁ではなく、果汁と合わさったゼリー面

次にクレームパティシエールを作る。まずこのレシピでカスタードクリームを作る
レシピID : 6895749

出来上がりのカスタードを製氷機を当てて急速に冷やしている間、ブランデーシロップを打つ方は作っておく（シロップは省略可能）

このケーキの特徴は純生クリームと、カスタドクリームの発展形クレーム・ディプロマットの2種を使っている点にあります。

クリーム作り…純生47％100mlとグラニュー糖10gを氷の張った二重ボウルの中で固め9分立てのクレームシャンティを作る

今度は別ボウルに冷やしたカスタード入れ、電動ホイッパーでほぐして混ぜていく（最初は固くても次第に滑らかになっていく）

手動ホイッパー又はゴムヘラに持ち替え、全体をさっくり混ぜたら、クレームパティシエールの出来上がり

これで2種のクリームが揃いました。

メロンの中に入れやすいように、両方のクリームをそれぞれ絞り器に入れ変える（口金はなくてよい）

これを2㎝角にカットする（スポンジはかなり余ります。クリームも若干余るので小型のカップメロンケーキが幾つか作れます）

ブランデーシロップを打つ方は、カットしたスポンジに、先に作っておいたブランデーシロップを上面だけでよいので、打っておく

何から重ねても自由だが、

この画像はメロン下に詰め込みすぎました。メロンのカット部より低く詰めてからメロンを乗せるとクリームは垂れないと思います。

ナパージュ作り…最初にグラニュー糖15gとアガー5gをよく混ぜる。その事でアガーがダマにならずにすむので必ずこの作業から

これを水80mlを入れた鍋に入れ、沸騰直前まで混ぜながら加熱する（アガーはゼラチンと違い、90℃以上に加熱する必要あり）

スプーンですくってメロンの果実の上から流すような感じで厚めに施す。艶を出し、形を固定させ、果実の水分蒸発を防ぐ効果あり。

アガーゼリーは触るとペロンとはがれやすい為、ナパージュした後は極力ふれないよう、注意が必要です。

メロンの下は、とろけるように柔らかな2種のクリームとメロン果実がいっぱい。

切り分けられないゆえに、クリーミーな美味しさ独り占め♡

長さのあるスプーンですくって、お召し上がりください。

余ったスポンジとクリームはカップに入れ、涼し気な演出にする為に＜25＞で余った接着液をクラッシュゼリーにして乗せました。