鴨ムネ肉の赤ワインジブニー(治部煮)

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Description

鴨のムネ肉のオリジナルの煮込み料理です。カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロに合わせる鴨料理を考えました。

材料 (2人分)

鴨ムネ肉
350g(1枚)
赤ワインマリネ液
ヒタヒタ
醤油
赤ワインの4分の1
味りん
赤ワインの4分の1
あめ色玉ねぎのピューレ
適量
or 片栗粉
適量
仕上げの白トリュフオイル
少々

作り方

  1. 1

    ★まずは上手な解凍です。

    冷凍肉解凍の仕方レシピID : 3357957

  2. 2

    下処理します。
    ★鴨ムネ肉の下処理の方法  レシピID : 3357983

  3. 3

    ★赤ワインマリネをします。

    専門店の煮込み肉のマリネの仕方 レシピID : 3359482

  4. 4

    ①冷蔵庫から出して、軽く(本当に軽く)塩、コショウをして、片栗粉(小麦粉でも可)で打ち粉します。

  5. 5

    ②テフロンのフライパンに皮目を下にして弱火中火位でキツネ色に焼く
    ③返して弱火中火位で軽く焦げ目が付くまで焼きます

  6. 6

    ④焼き始めから終わりまでキッチンタイマーで測っておいて、同じ時間だけお皿に乗せて
    ラップして常温で置いておきます。

  7. 7

    ⑤お鍋に赤ワイン(ダシ):濃口:味りんを 4:1:1(シッピンピン)で合わせてはります。

  8. 8

    ※ダシは全部赤ワインでも可、赤ワインとダシ半々でも可、酒とダシ半々でも可) ダシは昆布とカツオで取るけど、本だしでも可

  9. 9

    ※ちなみに福岡の和食時代は、4:1:1:0,5 0,5の砂糖を足していました。
     (福岡は東京よりも味付けが甘いです)

  10. 10

    ⑥合わせダシが沸騰したら、焼いた鴨を入れて、一番弱火にしてコトコト煮ます。(必す沸騰したあと、鴨を入れます)

  11. 11

    ⑦指で押して、耳の下の頬っぺた(ほぼアゴ)位になったら取り出して、真ん中から切って火の入り方をみます。

  12. 12

    ※火の入り方が足りないなと思ったらもう少し煮込みます。

  13. 13

    ⑧肉を取り出し、下処理(湯通しなど)した野菜を入れて火が入ったら器に盛ります。

  14. 14

    ※スープ(というかソース)の味を調整します。

  15. 15

    ⑨鴨の切り方はお好みでOKです。盛って出来上がりです。
     
    ※一般的には、薄切りです。

  16. 16

    ※仕上げに白トリュフオイルをかけます。
    エキストラバージンオイルでもOKです。

  17. 17

    ※ソースを煮詰め、濃度をつけたい時は片栗粉で調整。ガロニの味は薄目にしてソースは軽めにし、たっぷりのソースが美味しい。

  18. 18

    ※高いピノであればあるほど、美味しいのが出来ます。

  19. 19

    ※濃度をつける時にあめ色タマネギをピューレにしてつけると一層美味です。

    レシピID : 3362397

  20. 20

    【応用】
    鴨を煮込み終わって、野菜を入れて、卵でとじスライスした鴨を乗せ鴨丼も美味しいです

コツ・ポイント

『 鴨の治部煮 』
代表的な和食の鴨料理です。
表面に打ち粉(小麦粉か片栗粉)をするのは、ジューを逃さないためであり、スープ(ソース)に粘性を持たせて、しっかり鴨の旨みを持たせるためです。
仕上げのソースに葛や片栗粉を溶いて粘性を付けます。

このレシピの生い立ち

★ジブニーは治部煮から取ったただの洒落です。
最初、ブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタンように作りネーミングを思いつきました。
その後、醤油とカベルネ・ソーヴィニヨン/メルロの相性が良い事に気づきこの料理になりました。
レシピID : 3362598 公開日 : 15/08/24 更新日 : 15/08/24

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